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サイケおやじの生活と音楽

この人だぁ~れ part-31:長沢由利香

2021-04-22 19:18:53 | 歌謡曲

恋はショッキング・ブルー c/w Nice To Meet You  / 長沢由利香 (ポリドール)

諸々の裏事情も含めて、様々に言われ続けている松田聖子ではありますが、不肖サイケおやじにしても、我が国歌謡界における彼女の実績や影響力は否定出来るものではなく、なによりも所謂「1980年代アイドル」の大ブームを呼び込んだのが松田聖子の存在だったと思います。

ですから、必然的に彼女のフォロワーが続々と登場して来たのは需要と供給の流れであり、平たく言えば松田聖子の「柳の下」や「二番煎じ」を狙ったアイドルは有象無象!?

例えば本日掲載のシングル盤を出した長沢由利香にしても、告白すればサイケおやじは実演はもちろん、テレビ等々でも全く接した記憶が無いアイドルシンガーなんですが、このジャケ写ポートレートのイメージや収録楽曲の雰囲気がモロに松田聖子しているという現実は侮れないものがあるんじゃ~ないでしょうか。

とにかく、作詞:宮哲郎&作編曲:川口真が提供のA面曲「恋はショッキング・ブルー」は過言では無く、ほとんどデビュー期の松田聖子の楽曲? と思わざるをえないほどですし、B面収録の作詞:新谷克己&作編曲:川口真による「Nice To Meet You」にしても、ちょいとニューミュージックっぽいところはありますが、それも然り!?

当然ながら、長沢由利香の歌いっぷりもトーシロっぽい松田聖子フィーリングが滲み出た節回しを披露しておりますから、松田聖子のファンにしてみれば面映ゆい気分に満たされたんじゃ~ないでしょうかねぇ~、当時は (^^;

ちなみに、このシングル盤の発売は昭和60(1985)年9月とされていますから、両面に収録された2曲のサウンド作りや楽曲イメージはリアルタイムの松田聖子のヒット曲に比べれば、明らかに古いわけですが、それも制作側の狙いどおりだとしたら、松田聖子の影響力は同時代のアイドル業界を支えていたエネルギーになっていたんですねぇ~~~!

それと、この拙文を入力していて気がついたと申しましょうか、A面の曲タイトル「恋はショッキング・ブルー」や発売元が「ポリドール」だった事から、サイケおやじとしては、ど~してもオランダのロックバンドとして一世を風靡したショッキング・ブルーを想起させられるわけですが、件のグループのメガヒット「Venus」のカバーバージョンが世界中で様々にヒットし、‎日本においても長山洋子や黒沢ひろみ等々のカバーシングルが売れていた事を鑑みれば、ここでの「ショッキング・ブルー」という単語は暗示的でもあり、早過ぎた感も強く、ど~せなら長沢由利香にも本家ショッキング・ブルーのカバーを演じて欲しかったと思いますが、もしかしたら、やっていたのでしょうかねぇ~~ (^^;

ということで、個人的には長沢由利香の人気とかブレイク状況は知る由もなく、結果的に「この人」シリーズでのご紹介となりましたが、こ~ゆ~アイドルシンガーが夥しく登場してくれたからこそ、昭和歌謡曲の世界は面白かったという確信は抱き続けております。

う~ん、今は昔の物語……。

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