OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

彼女の素敵な歌謡フォーク♪

2013-09-30 15:34:32 | 歌謡曲

ひとり占い / あゆ朱美 (日本ビクター)

さて、昨日の環ルナがウケてしまった事に気を良くしたサイケおやじが、そのまんま、柳の下のなんとやらでご紹介するのが本日の1枚で、結論から言えば、歌っている「あゆ朱美」とは後に声優として大きな人気を集める「戸田恵子」、その人でありますっ!

ご存じのとおり、彼女は幼少の頃から所謂「ちびっこのど自慢」の常連だったそうですから、アイドル歌手として公式デビューするのも決められた道筋とはいえ、ブレイクしていません。

ところが残されたレコードを後追いで聴いてみれば、なかなかの秀作ばかりで、特に昭和51(1976)年秋に発売された掲載シングル盤A面曲「ひとり占い」は、作詞作曲:さだまさし&編曲:福井峻の手際も冴えた、これがジワジワと胸に滲み入る歌謡フォークなんですから、今となってはヒットしなかったのが不思議なほど??!?

個人的には幾分大袈裟なイントロの構成やストリングスの使い方に時代を感じたりもしますが、それこそが当時は当然至極だったヒットの方程式であれば、彼女の伸びやかな歌声と上手い節回しを存分に堪能出来るはずです。

ちなみに、さだまさしがアイドルに提供した楽曲と言えば、山口百恵の「秋桜」や桂木文の「短編小説」が代表的なところでしょう。しかしそれが案外に少ないという現実にも気がつかされるわけでして、実はこの「ひとり占い」は、さだまさしがグレープ時代の作品であったとしても、極めて貴重な音源と思います。

また、作詞:山上路夫&作曲:中村泰士が書いた、おそらくは昭和49(1974)年のデビュー曲と思われる「ギターをひいてよ」も、あかのたちおの編曲が絶妙な歌謡フォークで、なかなか素敵です。

う~ん、なによりもジャケットも魅力ですよねぇ~~♪

ということで、ガンダムのマチルダ中尉はアイドル歌手もやっていたという過去があるんですから、声優という職業は本気で芸達者だと痛感させられます。

そして蒐集癖を刺激されるとすれば、これからはそっち方面かなぁ~、と覚悟を決めているのでした。

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2 コメント

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流行 (サイケおやじ)
2013-10-01 15:23:31
☆プレイボール様
コメント感謝です。

戸田惠子も我々が必ずや聞いている「声」であり、最近は女優業も活発ですからねぇ~~。

>山口百恵に似てる感じ

仰るとおりですねぇ~。
それが当時の流行りの顔かもしれません(笑)。
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Unknown (プレイボール)
2013-09-30 20:04:40
山口百恵に似てる感じですね。戸田さんの声を初めてきいたのは「キャッツアイ」だったと思います。
返信する

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