■The Nights Before Christmas / Laura Nyro (Unicorn = CD)
01 Intro
02 He's A Runner
03 Brown Earth
04 When I Was A Freeport And You Were The Main Drag
05 Christmas In My Soul
06 Poverty Train
07 Emmie
08 Gibsom Street
09 Captain For Dark Mornings ~ Map To The Treasure
10 Up On The Roof
11 And When I Die
12 Time And Love ~ Save The Country
13 Walk On By
14 It's Gonna Take A Miracle
15 Tom Dooley ~ California Shoeshine Boys ~ Tom Dooley
16 Timer
本日も最近入手した所謂発掘音源のご紹介で、それが掲載したローラ・ニーロのライブ盤CDです。
内容は「New York Broadcast 1970」のサブタイトルどおり、1970年12月22日にニューヨークのフィルモア・イーストにおけるライブステージをラジオ局が録音したという放送用音源ですから、音質は問題無く、普通に聴けるレベルです。
ただし、パフォーマンスそのものが彼女のピアノの弾語りがメインであり、メリハリを活かした歌いっぷりと繊細にして、時には力強い節回しを披露しているがゆえに、曲間のMCの声が消え入りそうなところもあり、ちょいと何を喋っているのか、ここはボリュームを上げる必要があるかと思います。
肝心の演目は、このライブギグ直前に発売されたであろう、公式では通算4枚のアルバム「魂の叫び / Christmas and the Beads of Sweat」に収録の新曲「Brown Earth」「When I Was A Freeport And You Were The Main Drag」「Map To The Treasure」「Christmas In My Soul」をメインにしながらも、1st アルバム「モア・ザン・ナ・ニュー・ディスカバリー / More Than a New Discovery」に収録され、様々なミュージシャンにカバーされた名曲「He's A Runner」「And When I Die」「California Shoeshine Boys」、2nd アルバム「イーライと13番目の懺悔 / Eli and the Thirteenth Confession」からは「Poverty Train」「Emmie」「Timer」、3rd アルバム「ニューヨーク・テンダベリー / New York Tendaberry」からは「Gibsom Street」「Captain For Dark Mornings」「Time And Love ~ Save The Country」という、ファンにはお馴染みのオリジナル傑作曲が選ばれているのは嬉しいところ♪♪~♪
さらに、これまた前述の新作アルバムに入れたとはいえ、キャロル・キングの傑作「Up On The Roof」、尊敬していると云われていたバート・バカラックの「Walk On By」、さらに次作アルバム「ゴナ・テイク・ア・ミラクル / Gonna Take a Miracle」に収録されるR&Bの人気曲「It's Gonna Take A Miracle」までも披露されるんですから、たまりません♪♪~♪
それでも、彼女のファン以外の皆様であれば、この音源は非常に地味に感じられるんじゃ~ないでしょうか。
それが本当のところであろう事は、不肖サイケおやじにも、しっかりと得心が……。
しかし、ファンにとっては、こ~ゆ~内省的な情熱の発露も、またローラ・ニーロの揺るぎない魅力と思っているはず!?
等々、そんなこんなもサイケおやじの独断と偏見による思い込みではありますが、やっぱり、好きなものは好きとしか言えません。
ちなみに彼女には、1971年5月30日に同じフィルモア・イーストで録られた音源から作られた公式ライブ盤「飛翔 / Live at the Fillmore East」が既に世に出ていますので、気になる皆様には、聴き比べも楽しいのではないかと思います。
ということで、秋の夜長には、こ~ゆ~アルバムもジャストミートするわけでして、四季の移ろいを感じられる幸せは、大切にしたいものです (^^♪