OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

アイドルだってロケンロールで大人になるはずっ!

2020-10-05 19:49:09 | 歌謡曲

カモン・ベイビー / 林寛子 (キャニオン)

林寛子をアイドル系ロックシンガーと比定する事について、各方面からのお叱りは覚悟せねばならないとはいえ、サイケおやじにとっての林寛子は、例え公式レコードデビュー期がブリブリの和み系アイドルのイメージであったとしても、吝かではありません。

それは昭和51(1976)年明け早々に発売された本日掲載のシングル盤A面曲「カモン・ベイビー」で特に顕著!?!

なにしろ穂口雄右の書いたメロディラインの基本姿勢はオールディズスタイルのロケンロール歌謡であり、竜崎孝路のアレンジによる疑似ハードロックなギターやイケイケのリズム隊に伍して歌いまくる彼女のボーカルには、アイドルらしからぬファンキーさが充満しているんですねぇ~~♪

思い込んで聴いていると、微かながらも弘田三枝子からの影響も咀嚼したかの様なパンチの効いた節回しは、実に堂々と千家和也が綴ったアクティヴな女子の本音と内気な心情を表現しているんじゃ~ないでしょうか。

サイケおやじは、好きです♪♪~♪

ただし、それは林寛子の歌いっぷりだけであって、歌詞の世界に登場する、聊か肉食系の女子には……。

ちなみに、こ~ゆ~彼女の歌謡ロック路線は、この前作「ステキなラブリーボーイ」の大ヒットからの流れと思えば、同時期にヒットしていたアイドル歌謡ポップスとの相互作用的影響力にも興味津々でして、これからのサイケおやじには研究課題のひとつであります。

ということで、全然関係ないんですが、先頃まで懸命に綴っていた「ゲットバック」関連の記事も、長時間残されている録音素材を聴きながら、あれやこれやと自分なりに分析&推量を重ねているところでありまして、もうしばらく続きはお待ちくださいませ <(_ _)>

あぁ~~、時間が欲しいなぁ~~、自分のねっ!

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