OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

時代は変われど、中村晃子は何時だって最高!

2022-09-03 16:48:10 | 歌謡曲

恋しぐれ c/w 愛の終止符 / 中村晃子 (キングレコード)

それなりに浮き沈みが激しい中村晃子ではありますが、やっぱり彼女はスタアだと思いますし、ビジュアルも素晴らしければ、歌手としての輝きも決して色あせるなんてこたぁ~~、ありません (^^)

ですから、何時の時代に出していたレコードにも、愛着がある中にあって、本日掲載のシングル盤は昭和50(1975)年2月に発売された、これが思惑ほど売れなかったとはいえ、なかなかの名作なんですよ (^^)

まず、それは作詞:なかにし礼&作編曲:川口真によるA面曲「恋しぐれ」を聴けば忽ちシビレさせられる事は請け合いで、アップテンポで軽快なリズム&ビートにドンズバでノッた中村晃子のボーカルの潔さは、京都を舞台にした女の密やかな情念には聊かのミスマッチを感じさせながら、実は深~いエモーションを表出させ、ちょいとばかりベンチャーズ歌謡っぽい曲メロ&アレンジは、小柳ルミ子の路線を狙ったのかもしれませんが、これは立派な中村晃子の世界でしょう (^^♪

あぁ~~、この声質にして、この歌心♪♪~♪

ですから、同じソングライターコンビが手掛けたB面曲「愛の終止符」が一転して純情な女心を歌っていても、サウンドはライトタッチのソウル歌謡という狙いがジャストミートの裏傑作 (^^♪

ソフトロック風のイントロから泣きのギターがリードする演奏パートの気持ち良さがあればこそ、中村晃子のメリハリの効いた節回し、そして厚みを感じさせる持ち前のアルトボイスの素晴らしさは、それこそ絶品!

いゃ~~、聴くほどに、せつなさが込み上げてきますねぇ~~ (^^)

ちなみに当時の中村晃子は、アイドルから大人への転身を果たし、歌手としても細川俊之とデュエットした洋楽カバー曲「甘い囁き」を大ヒットさせた後でしたが、それゆえにちょいと落ち着いた時期というか、相変わらずのセクシーな雰囲気は維持しつつも、歌手活動に関しては一般的な注目度は下降気味だった事は否めません。

しかし、製作されていた楽曲、発売されていたレコードには、全く駄作が無かった充実期であり、それなのにヒットが放てなかったのは、サイケおやじには今も解せない不思議であります (^^;

大方の皆様にすれば、この掲載盤収録の2曲にしても、大した仕上がりではないかもしれませんが、個人的には再評価を強く望みたいところです <(_ _)>

ということで、今日は久々に借りているトランクルームに出向き、ネタの入れ替えをやっていたんですが、ど~ゆ~理由か、ずぅぅ~~っと以前に紛失した腕時計が出てきました。

しかも、それは祖父の形見のネジ巻式というアンティークな逸品なんで、こりゃ~、きっちり調整して使えっていう、神様の思し召しでしょうか?

でも、腕時計なんて、使わなくなってから、かなり長い年月が経っているんで、腕に重さを感じてしまったですよ (^^ゞ

うむ、時代は確実に変わっているんですねぇ~~~ (^^;

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