OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

彼女のタレ目と刹那の歌声

2021-10-24 18:01:13 | 歌謡曲

■ある晴れた日に / 讃岐裕子 (ワーナーパイオニア)

掲載したのは、ついにゲット出来た、あの柏原芳恵の大ヒット曲「ハロー・グッバイ」のマニアックなバージョンで人気の讃岐裕子が昭和50(1975)年5月に出したとされるデビュー作「ある晴れた日に」をA面に入れたシングル盤です。

以前にも書きましたが、彼女が認知されたのは結局、件の柏原芳恵の「ハロー・グッバイ」のヒットによるところが大きく、だからこそ讃岐裕子バージョンの同曲シングル盤がデッドストックも含めて、一時期の中古屋には相当数出回っていたと認識しているのですが、肝心の彼女の他のレコードは、なかなか状態の良いブツに出会う機会がありませんで、実は……、ようやく入手が叶った掲載盤にしても、何故かB面にプレスミスみたいな音飛びがあるもんですから、価格的には、ほとんど捨て値だったのは、痛し痒し (^^;

でも、それも天命というか、贅沢は禁物と心を戒め、この作詞:山上路夫&作曲:平尾昌晃が手掛けた「ある晴れた日に」を謹聴すれば、これが如何にも「らしい」オールディズ調のロストソングバラードでして、森岡賢一郎のアレンジが程好い歌謡曲風味を塗しているあたりも高得点♪♪~♪

そして何よりも素晴らしいのは、讃岐裕子の儚さを滲ませたハイトーンボイスによる刹那の節回しなんですねぇ~~♪

まあ、曲調としては、やはり同時期に平尾昌晃が手掛けたアン・ルイスの「グッド・バイ・マイ・ラブ 」あたりのイメージと重なるところもあるんですが、全ては讃岐裕子ならではの慎み系のせつない歌唱に収斂していく様な、そこはかとない胸キュンフィーリングにグッと惹きつけられます (^^♪

う~ん、彼女のレコードも真剣に蒐集しなければなりませんっ!

ということで、明日から予想される仕事の難題に対処すべく、今日は準備諸々をやるはずが、結局は…… (^^;

明日の風向きに儚い希望を見出したい気分で、あれやこれやのレコードやCD鳴らしているのでした。

うむ、讃岐裕子のタレ目が愛おしい (^^ゞ

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