OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

ようやくシャデラックスの実力に気がついたです

2015-01-20 15:22:57 | 歌謡曲

あしたのニュース / ザ・シャデラックス (CBSソニー)

これも先日掲載したクラフトと同じく、某ネットオーションで落札した纏め買いシングル盤の山に埋もれていた1枚で、もちろんシャデラックスは「君について行こう」や「希望」等々の大ヒットを放ったカレッジフォークのグループなんですが、どちらかと言えば、サイケおやじにとっては守備範疇外の存在なので、この「あしたのニュース」も初めて聴いたのが本当のところ……。

ですから、発売されたのは何時だったか?

あるいはヒット状況は?

という真相は知る由もありませんが、山川啓介の綴った歌詞は「高速道路に木がはえて」とか、「政府が徹夜で協議して」とか、そんなSF的な反体制趣向があるあたり、如何にもという狙いを感じてしまいます。

しかし渋谷毅の作編曲が予想外にオシャレなフィーリングで、シャデラックスのコーラスワークも自然体ですから、妙なイヤミが滲まないところは、完全にサイケおやじの先入観が否定されたんですねぇ~~!?!?

ご存じのとおり、シャデラックスは昭和40年代前半には既に有名になっていて、実はサイケおやじもその頃に一度だけライブに接していますし、テレビ出演を見るかぎりでも、なかなか歌も演奏も上手いなぁ~~、というのが正直な気持ちでした。

それでも時代はエレキ~GSブームの真っ只中!

当然ながらサイケおやじの興味はそっちのベクトルに大きく傾いていましたから、聴かず嫌いと言われても、反論は出来るはずもありません。

というよりも、今になってシャデラックスを認識してみると、カレッジフォーク云々よりも、もっとポップス寄りのコーラスグループとしても存分に人気を得ていたように思います。

ちなみにメンバーは山中敏、時枝康郎、猪原真作、森山哲至というのが公式プロフィールで、各々が楽器も担当していたのですが、サイケおやじには名前と顔が一致しませんし、前述したライブステージを見た時も、楽器の持ち替えがメンバー間であった様な記憶なもんですから、本質的にはコーラスグループだったのがシャデラックスの本質かもしれません。

ということで、コーラス&ハーモニーが得意なバンドやグループは、なかなか要注意というのが本日の結論です。

実は、好きなんですよ、そういうジャンルも♪♪~♪

密かに(?)蒐集したレコードも少なからず有りますので、追々にご紹介していきますね。

よろしくです。

コメント
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