OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

美人歌手の需要と供給

2013-04-05 15:45:30 | 歌謡曲

誘惑 / 五代マリ (テイチク)

ふっと気がつくと、女性ボーカリストの「どアップ」ポートレイトのジャケ写が続いていたので、本日も同じ路線から取り出してきました。

ど~です、美しさと怖さ、ミステリアスなムードが隠し様もないこれは、ひとつ間違えばキケン極まりないと思うばかりなんですが、登場している五代マリは正真正銘の美人歌手でありました。

そしてどうやら彼女は韓国系の在日だったようですが、芸能活動を始めたのは韓国だったそうで、つまりは逆輸入とでも申しましょうか、現代におけるKポップ勢とは似て非なる立場が微妙なところです。

しかし根源的な美貌の素晴らしさがあっては、そんなのカンケ~ねぇ~~。

このシングル盤は昭和52(1977)年に発売されたものですが、既に皆様ご推察のとおり、所謂セクシーアクション歌謡を前面に出したA面曲「誘惑」がディスコ&ニューソウルな仕上がりですから、たまりません♪♪~♪

もちろん彼女の歌いっぷりは、妙に無国籍な発声と巻き舌を使ったイケイケフィーリングが全開で、芸名からも夏木マリを痛烈に意識していた事がミエミエという、その臆面の無さも潔いほどですよっ!

ちなみに作詞作曲は秋野めぐみ、編曲が竜崎孝路とされていますが、どうにも何か「裏」があるような気がしてくるのは、サイケおやじだけでしょうか?

しかし、それはそれとして、やっぱり美人歌手という存在は芸能界の絶対的な需要が真実です。

結果的にヒットしたとは言えないレコードでも、「五代マリの」という冠がつけば、それゆえに忘れられないコレクターズアイテムになる事も証明作業のひとつと思います。

ということで、ジャケ買い趣味でも浮上する1枚ではありますが、こういうアッパーな歌謡曲が本当に大好きなサイケおやじの、本日も独り善がりの告白というわけです。

失礼致しました。

コメント
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