12日からのワールドカップブラジル大会が始まってみると連日、サッカー漬。元々サッカーが好きなんだから見るあほうになるのも仕様がないか…
開幕戦では優勝以外にないと宣言しているブラジルが順当に勝ち、(もっとも日本人の主審がジャッジしたPKが”ヨーロッパ基準”!?ではないと論争の的になっているらしいが。)この方は前にブラジルにレッドカードを出したことがあって、そういう因縁から勝てなかったらこれもまた騒がれたろうし。
ヨーロッパ目線では南米にヨーロッパのチームが負けたらいろいろ言いたくなるだろうけど、結果からすれば、開催国ブラジルが勝ってよかったんじゃないの?
その次には前回覇者のスペインと対戦するのがオランダという、いきなり前の決勝戦カードで注目を浴びたが、何とスペインがオランダに5-1というスコアで惨敗したのには、びっくりを通り越して唖然。
オランダ代表のファン・ハール監督は来季マンチェスター・ユナイテッド監督に就任することが決まっているが、マンチェスター・ユナイテッドに所属しているファン・ぺルシーやロッベンやスナイデルといった3人に攻撃を託し、後方の守備陣は経験不足ということを考慮して5-3-2だったか、後ろを手厚くした守備的な陣形でカウンター狙いに徹したのだそうだ。
5バックだなんて、攻撃的サッカーを身上とするオランダサッカーの歴史からすれば、思い切った大転換。勝つためにはどう戦うのかというのが代表監督の使命というなら、職務に忠実ということになるのだろうが。
日本の場合は勝つだけではなく、日本人に合った理想のサッカーを追及するという要求もあるし、日本のサッカーはこれだという戦い方を確立していない、途上の国なりの難しさがあるのかもしれない。
というわけで、日本代表はコートジボワールと対戦した初戦に2-1で負けてしまって、朝から騒然。前半のうちに先制ゴールを決めたことで、それを守ろうという意識が強くなりすぎたのかもしれないなあ。
これからは応援しているフランスやドイツの試合があるので、こっちにも気を取られそうだ。そうそうビジャレアルに所属しているジオバニ・ドス・サントスのメキシコチームが相手はどこだったか、1-0で勝ったそうだから、よかったあ。
もう一人、ビジャレアルが降格したことで、イングランドのスウォンジーシティへ移籍していったデ・グスマンもオランダチームの一員として先発したのを見たら、なんだかうれしくなった。ビジャレアルでプレーしていたのを覚えているよ。カナダに生まれ、オランダにサッカー留学、父親の母国はフィリピン、母親はジャマイカだって。地球市民という言葉がピッタリだね。