ワールドカップブラジル大会が明日から始まるということで、サッカーに関心を持たれるのはサッカーファンとしてはうれしいけど、…どうもサッカーだけではない要素が代表チームには入り込んでくるので…、手放しでは熱狂できない。
机のまわりを片づけていたら、アーセナルの試合を録画していたDVDが出てきた。レコーダーも買い替えて型式が変わったので、見られるかなあと試してみると、ちゃんと映像が出てきた。2012年、アンリが3か月期限付き移籍してきて、勝利に貢献した試合ばかり。
当時はファンペルシーも所属していたけど、マンチェスターユナイテッドに大敗し、その後が気遣われたシーズン。それでもブラックバーンに7-1で勝利なんていう試合もあったんだよねえ。追加タイムにアンリが7点目を挙げたシーンは楽しかったなあ。
続く25節サンダーランドとの試合でも最後の最後、途中出場したアルシャビンからのボールに反応し、アクロバットみたいな飛び方で足蹴り!!2-1と勝ち越し点を決めたことでアーセナルは勝利。
そのとき、アウェイスタンドはなだれ込んでくるのではないかという熱狂ぶり。アンリも大きく手を広げてアーセナルファンへアピール。これで4位に浮上したそうだ。FAカップも相手はどこだったか、アンリの決勝点、1-0で次のステージへと勝ち進んだようだしね。
しっかりと置き土産をしてまたニューヨークへ帰って行った。活躍できるかどうか不安だったんだから、ほっとしたよ。その時には紺色と明るいブルーの二色使いのユニフォームまで購入している気の入れよう。(もっともこれは子供たちからののプレゼント)
アーセルにしては珍しくすっきりとしたいいデザインで、これが一番好きかもしれない。赤と白のホーム用のデザインは変えられないし、セカンドなんかは黄色に茶色の縁どりとか、どう見てもピンとこないデザインだからねえ。なんにせよ、なつかしさがいっぱいという映像だった。
ワールドカップ各国代表の選手の中には、怪我で出場が取りやめになったり、怪我からの回復が心配される選手がいるらしい。年間40節近い国内リーグ戦に加え、いくつも国内カップ戦、クラブ覇者を決めるチャンピオンズリーグと、主力選手たちの消耗は大変なものだ。一旦すべてが終わって解放されてから、もう一度コンディションを上げていくのも負担だろうしね。
大会中はやっぱりアーセナルに所属する選手たちを応援したい。イングランドはどうでもいい!?けど、ジルーやコシルニーがいるフランス、エジルやメルテザッカーがいるドイツなんかね。ヴェンゲル監督はひたすら、怪我をしないでクラブに帰ってくることを祈っているのでは。
代表チームは負けたりするとナショナリズムの負の側面で戦犯探しになってしまいがち、これは日本代表も含めて今から戒めないとね。フットボールはあくまで平和と友好のためにあるんだから…