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旅行やら映画やらの独り言

「gifted/ギフテッド」

2017-12-07 22:33:43 | 映画
心が温かくなって、泣ける、号泣すると評判の映画だ。
(よし、きれいな涙を思い切り流すぞ!)とハンカチ片手に行ったんだが・・・。



ちょっとは泣いたけど・・・。
ほっこりはしたけど・・・。
あ~、私は感性が鈍くなったんだろうか?



ただ、観終わった後、ジワジワ良くなっていくタイプの映画だ。



お姉さんが出産後に自殺して、その赤ん坊である姪っ子(メアリー)を一人で7歳まで育てたフランク(クリス・エヴァンス)が主人公。まだ、自分も若くて遊びたい盛りなのに、赤ん坊を男手一つで育てるって(隣人の協力があったとは言え)どんだけ、自分の事我慢して苦労した事か。
メアリー(まつ毛の量が凄い!)は、自分を捨てなかった唯一の存在であるフランクを全面的に信頼。フランクの体の上に遠慮なく乗ってくる。まあ、キャプテン・アメリカだからガタイが良いから、乗り甲斐はあるだろうなあ。





子役の子は、不貞腐れた感じが、演技臭くなくていい。「おはようございます。先生。」には、笑わせられる。
でも、毎週金曜日の夜から24時間、自宅に帰れないメアリーって・・・。可哀そう。

後半、フランクの、この一家にとっては皮肉な前職が裁判で明らかになったり、フランクの母親イブリンの猫を捨ててしまう冷血さなど、もっと深く描いた方が映画としては面白いと思うんだが・・・。でも、こっちを描くと、フランクとメアリーのほんわかした雰囲気が台無しになるからしょうがないのかな。



数学者としての姉が母親にする最大の復讐を、夫にも捨てられて寂しくてしょうがないイブリンの今後の生きがいのために、ある意味ギフトとして差し出してしまうフランク。なんて、良い奴なんだ。まあ、これも二人で暮らすための作戦なんだけどね。



アメリカの病院の、出産ってあんな感じなのか。日本だと、旦那の親が待ち構えてたら嫌だろうに。まあ、アメリカ人と日本人では、出産に使うエネルギーが違うから、余裕があるのかな? でも、泣きそうになる。



メアリー、午前中ギフテッド学校に行って、午後学童保育に行って。その送迎をするフランク。やっぱりフランク、大変な毎日だ。

監督はマーク・ウェブ。「(500)日のサマー」、DVDで観たけど、私はハマらなかった。
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