落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

子宮筋腫4

2008-11-16 22:47:38 | 健康・病気

6月26日 入院

変な話、あそこの毛を剃るのかと思ってたら、それはなくて、看護師さん(以下看護婦さんで)ヘソの掃除をされる。アルコールつけた綿棒でコチョコチョと。変な感じ。入院中のスケジュールの話とか麻酔医さんからの説明などがある。麻酔説明同意書にサイン。マニキュア・ペディキュアを落とすように言われ、夕方「ご家族への説明」を聞きにくる母に除光液を頼む。

夕方、手術担当医(但し、今までの主治医の部長さんではなく、別の茶髪のお医者さん)に母と二人で説明を受けて、母親と二人で同意書にサインする。「縦切りと横切り、どちらにしますか?」と聞かれ神経や筋肉は縦にあるから、縦の方が治りが早いと聞いて「じゃあ、縦で」。ん~、でも後で帝王切開した子に聞くと、横の方が目立たないよと言われる。まあ、もう切っちゃったからしょうがないけど。

夜。下剤を飲む。9時以降絶飲食だそうだが、夕飯が7時。6人部屋は私以外3人の入院患者だが、高齢の方が多いためか夕食が終るとみんな寝てしまう。いびきと歯ぎしりと寝言がすごいが、ずっと忙しくて満足に寝てないので、私もすぐにグッスリ。

6月27日 手術

手術は13時から。午前中外来をしてて12時以降も診察してるのに、13時から手術だと、お医者さんはいつ昼御飯を食べるんだろう? 激務だ。

いよいよ、生まれて初めての手術で、今日で子宮とお別れ。目的を果たさず摘出される、かわいそうな私の子宮・・・、などという感慨はあまりなく、これで苦しい毎日とオサラバできる!と思う、というか思うようにする。

朝は浣腸。その後トイレに行ったら看護婦さんにトイレの中を確認してもらわなければならい。看護婦さんも大変だ。で、エコノミー症候群(静脈血栓症)にならないよう、弾性ストッキングというふくらはぎを締め付けるきついハイソックスを履く。手術着に着替えて、点滴開始。点滴も生まれて初めて。

で、筋肉注射。「痛いよ」と言われたが痛かったかどうか覚えてない。手術中に何かあった場合の「同意」のための母も来て、手術担当医も来て ストレッチャーに乗ってGO! 運ばれる最中は天井しか見えない。ドラマと同じじゃあ。

まず、部屋に入って(そのままそこで手術したのかは分からない)硬膜外麻酔。背骨の方からカテーテルという管を入れるのだが、これが予想外に痛かった。チクッ!よりもっと痛くて、背骨だし声を上げる前に体がビクッと動いてしまう。すると麻酔医の女医さんに「動いたらダメでしょ!痛かったら痛いと言いなさい!」と怒られる。2度目はなるべく体を動かさないように「イタっ!」と言ってみたけど、やつぱり体が先に動いたような・・・。で、うまく入ったようで、この後すぐに意識を失う。

次に意識が回復した時は自分のベッドの上。やっぱりドラマみたいに、朦朧とした視界に、手術担当医と看護婦さん二人位と母親がいる。コンタクトレンズを取ってるので、裸眼で0.1ないから、それもあってよく見えない。全身麻酔用の気管チューブをそこで抜かれたような記憶がある。2、3日唾を飲むとちょっと痛かった。

手術の説明を聞いたりしたが、腹の中が痛いし、麻酔はまだ聞いてるし、早く寝たくて寝たくて。足は弾性ストッキングをはいたままで、さらに静脈血栓症防止のためゆっくり動くマッサージ器の上に置かれる。また、看護婦さんにバスタオルを丸めて体の下に最初は右、次に見に来た時に左にと位置を変えて、寝返りをうつ感じにされる。母親が「お前の取った子宮見せてもらったけど~」と話していたが、途中で寝てしまったような・・・。夜、看護婦さんに何回か、血圧と体温をはかってもらう。が、とにかく眠い・・・。

というわけで5に続く。

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