予告編を見た時は、(9月1日公開かあ。まだまだ先だなあ)と思ってたら、もう9月1日かあ。早いなあ。会社辞めたのに、コロナのせいで何もできないじゃないかあ。
なんて気分を吹き飛ばす、楽しいバイオレンスコメディ映画だった。面白かった。ニヤニヤ笑って観てた。
そうです。“JAPAN”の弾丸特急・新幹線ゆかりが舞台です。東京発の夜行列車です。朝方京都に到着する設定です。なんで、この映画で、日本の描き方がおかしいと非難している人がいるのか、さっぱり分からない。殺し屋がウジャウジャいる裏社会が成り立っている「ジョン・ウィック」の世界だ。伊坂幸太郎の世界だってそんな日本社会だ。ブレット・トレイン(JAPANを走る弾丸列車)は単なる、バイオレンスコメディ映画の舞台だ。私たちが生きている社会でも、乗車する新幹線でもないのだ。
最初、予告編で流れてたステイン・アライブが本当に流れ、カルメン・マキの「時には母のない子のように」が唐突に流れ、坂本九の「スキヤキ(上を向いて歩こう)」も流れる。なかなかの選曲だ。
真田さんは最初から結構出てて、活躍している。嬉しい! でも、若い時の役は、別の人が演じちゃうんだ。同年代としては、そこは哀しかった。
ブラピは、老眼に悩まされてる、お茶目なおじさんだ。やっぱり可愛いし、華がある。さすが主役だ。
そして、ええっ!のチャニング・テイタム。おバカキャラを演じてる。「ザ・ロストシティ」の3人が揃ってる。サンドラ・ブロックと一緒に友情出演だ。しかもチャニング・テイタム、結構出演時間が長い。思わず、声出して笑ったわい。
で、双子の殺し屋、レモンとタンジェリンがだんだん可愛くなってくる。黒人と白人なんだが、イギリスで一緒に育ったらしい。仲が良い。機関車トーマスを知ってたら、もっと楽しめたんだろうなあ。レモンは、「チャイルド・プレイ」の良い刑事さんだ。タンジェリンは「キック・アス」の男の子が大人になってた。だんだん2人に感情移入しているので、最後はスッキリした。良かった、良かった。
どう見ても、TOKYO2020オリンピックのマスコット、ソメイティそっくりのキャラがウロウロするのも、今となっては立派なコメディだ。こんなにオリンピック中、扱われなかったキャラもないだろうし、このマスコットをデザインした商品も売れなかった。(前職で取り扱ってた)
ストーリーも、おおっ、こうなるのかあ!って感じだし、やり過ぎの伏線回収も面白い。防弾チョッキ着てて良かったし、血清も打っといて良かった。
最後、蛇はどこに消えたんだろう?
楽しい時間だった。
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