9月23日(金)ロードショー。新宿バトル9、横浜ブルク13など全国で5館?
「一日三度の食事が楽しみな刑務所の受刑者たちが、年に一度の豪華な食事、おせち料理を懸けて思い出の“めし”についての自慢話バトルを繰り広げるヒューマン・コメディー。」
確かにそうだった。
前回観た「デビル」よりよっぽど面白い。
笑う事もあったし、涙が出そうになって事もあった。
あと、役者さんが皆様上手で。主人公演じる永岡夕も、その恋人の木村文乃も。刑務所の203号室の皆様も本当にうまかった。邦画独特の、変な気負いや大げさ感もないし。
登場人物にきちんと感情移入できた。
だけど、なぜ、ここまでチープ? 「まあ、お金ないし、だったらそれに徹しようぜい!撮影日数も13日しかないしい」って、事なんでしょうか? わざとなんだろうけど、文化祭の学生映画並みだ。ある意味すごい!
「上を向いて歩こう」は、名作だ。この曲が先にあって、できたような映画だ。
でも、203号室の皆、良い人みたいに見えるけど、設定として懲役3年から6年。初犯じゃないから、入ったんだろうし、世間に出たら、また再犯しそうだ。
主人公も、残念だけど、やっぱり、また、元の世界に戻っちゃうんだろうなあ。
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