試写会の時、「前のはTVでしか見た事がない」とうっかり言ったら、ブルーレイが回ってきた。
恐るべし、映画好き達。
ディカプリオのって、本当にリメイクだねえ。見事なほど。キーとなるメガネ屋の広告は、そっくりそのまま。むしろ、ニックがきちんと丁寧に説明してくれる分、2012年版の方がストーリーが分かり易くなっていた。そして、デイジーへの想いが、より丁寧に切なく描かれてた。
違うのは、デイジーの旦那の自己防衛からの嘘の時系列と、ギャッビーの過去。ディカプリオ版がこだわった過去。レッドフォードのは、お葬式にお父さんが駆けつけてくれるんだ。でも、2014年度版では、ギャッツビーの過去にこだわった割には、どうでもいい感じがした。
で、1974年版。
暑い夏の出来事だからか、女優さん以外は全員顔に汗をかいていた。そうだ。夏は汗をかくもんだ。ましてきちんとスリーピース着てるし。
当時も、大人になって観た今回も、美人にも、可愛らしくも、魅力的にも思えないのだ。私生活でもモテモテだったのに。さっぱり分からない。男には魅力的に見えるのか?私には「ローズマリーの赤ちゃん」の女優さんだし。
トム・ブキャナンがフレデリー・マーキュリーしか見えない。
美人じゃないけど印象が強いカレン・ブラックも、美人なロイス・チャイルドも、この映画以降の作品でなら観てる。
子役の子、パッツィ・ケンジットだったんだ。「ビギナーズ」とか「リーサル・ウェポン2」とかは観てたから。
公開時、私は中学生だったから観に行ってないけど、すっごい流行ったし、レッドフォードの白いスーツに皆あこがれたんだよなあ。