落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「華麗なるギャッビー」1974年版

2013-05-19 20:37:02 | 映画

4881view001 試写会の時、「前のはTVでしか見た事がない」とうっかり言ったら、ブルーレイが回ってきた。

恐るべし、映画好き達。

ディカプリオのって、本当にリメイクだねえ。見事なほど。キーとなるメガネ屋の広告は、そっくりそのまま。むしろ、ニックがきちんと丁寧に説明してくれる分、2012年版の方がストーリーが分かり易くなっていた。そして、デイジーへの想いが、より丁寧に切なく描かれてた。

4881view003 違うのは、デイジーの旦那の自己防衛からの嘘の時系列と、ギャッビーの過去。ディカプリオ版がこだわった過去。レッドフォードのは、お葬式にお父さんが駆けつけてくれるんだ。でも、2014年度版では、ギャッツビーの過去にこだわった割には、どうでもいい感じがした。

で、1974年版。

暑い夏の出来事だからか、女優さん以外は全員顔に汗をかいていた。そうだ。夏は汗をかくもんだ。ましてきちんとスリーピース着てるし。

4881view004で、やっぱり、ミア・ファローが分からん。

当時も、大人になって観た今回も、美人にも、可愛らしくも、魅力的にも思えないのだ。私生活でもモテモテだったのに。さっぱり分からない。男には魅力的に見えるのか?私には「ローズマリーの赤ちゃん」の女優さんだし。

トム・ブキャナンがフレデリー・マーキュリーしか見えない。

美人じゃないけど印象が強いカレン・ブラックも、美人なロイス・チャイルドも、この映画以降の作品でなら観てる。

子役の子、パッツィ・ケンジットだったんだ。「ビギナーズ」とか「リーサル・ウェポン2」とかは観てたから。

公開時、私は中学生だったから観に行ってないけど、すっごい流行ったし、レッドフォードの白いスーツに皆あこがれたんだよなあ。

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「華麗なるギャッビー」2012年度版

2013-05-19 10:34:51 | 映画

0003 ディカプリオが、ギャッビーを演じた、6月14日公開の。試写会にて鑑賞。3D公開もあるらしいが2Dで。

ロバート・レッドフォードの、1974年版は、TV放映で見ただけでウロ覚えなので、新鮮な気持ちで拝見いたしました。

主人公は、完全にトビー・マグワイア。アル中の彼が、治療を兼ねて、思い出を小説に書くという体裁を取っていて。彼の顔立ちが、今回の役柄に良くハマっている。

舞台は"狂乱の20年代"と言われる、弾け切ったニューヨーク。

「ムーラン・ルージュ」の監督さんだからか、カメラが良く動くし、キラキラCG満載。わざと薄っぺらいパーティーシーンは、妙に懐かしい感じが。おおっ!バブル期の六本木のディスコ貸し切りパーティーの雰囲気に似てるぞ!偽物上流階級のパーティーだ。

ディカプリオは、どうなんでしょう? 演出なんだろうがわざとらしいし、お茶目と呼ぶには痛々しいし。なんか、レッドフォードの表情を意識し過ぎ。もっと、別のギャッビーでいいじゃん。

0002それに、21世紀の時代、ギャッビーの純愛が、果たして純愛と若い観客に認識されるんだろうか? 共感されるとは思えないが。ただ、哀れなだけで。

ファッションも、「プラダ」「ミュウミュウ」(う~ん、同じじゃないの?)が女性ファッションの大々的バックアップ。確かにきれいなドレスがいっぱい出てくるけど、今着る事ができない20年代ファッションだから、食い付けないなあ。

デイジーを演じるキャリー・マリガンは、ウロ覚えのミア・ファローよりはるかに可愛らしく魅力的だったけどね。

デイジーの旦那のトムは、金があるのに、なぜ、あの愛人?原作がそうだから、しょうがないかあ。

まあ、前作のラストは覚えてたけど、細部は忘れていたんで、どうなるんだろうと思いながら、142分見届けました。

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