落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「アウトロー」

2013-02-09 01:52:36 | 映画

343259view001確かに、正義感に燃えてとは言え、あんなに殺しちゃったら、無法者で流れ者なんだろうけど、ハードボイルド小説の「ジャック・リーチャー」シリーズなんだから、題名は「ジャック・リーチャー」のままでいいんじゃないの?

無差別殺人で、何の罪もない5名が殺されて、シリアスなクライム・サスペンスと思ったら、まず、意外と主人公がお喋り君。華を添える、自信たっぷりの美人弁護士も、胸が大きいし、結構マヌケ。

主人公に襲いかかる大男2人のシーンは完全にコントだ。

343259view002そしてクライマックス、「007スカイフォール」と同じように、老人(ロバート・デュヴァル)を相棒にプロの殺人組織に挑むんだが、自分で乗り込む割には丸腰。

渡されたナイフも活躍することもなく・・・。明るさを出そうとしてるのか?ハードボイルドなのに。それともコメディにしたいのか?

ラスト、「裏切り者」がなぜ裏切り者になったかは語られる事はなく、んん?どこを撃たれたんだ?一発で。そして、確かにそれしか方法はないとはいえ、あっさりと・・・。

343259view004 観ている時は(ああ、そうだったのかあ)と思ったけど、観終わってから観客全員が思ったに違いない。「別にこんなややこしい殺し方しなくても良かったんじゃないの?」

それに証人はいなくなったから、真相を暴くのはすっごく大変で、無罪は勝ち取れてもその先がうまく行くとは思えないのだが。

一応、退屈しないで見終えたけど、この「アウトロー」に次回はあるのだろうか?

コメント
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