上野の国立西洋美術館の「ベルリン国立美術館展~学べるヨーロッパ美術の400年~」に、8月4日の土曜日に行った。
マウリッツハイス美術館展の方に客が殺到してるのか、土曜日の午後なのに、割と空いてた。
~学べるヨーロッパ美術の400年~と銘打ってるだけあって、400年間の美術史が駆け足で見られる。また、絵画だけではなく、彫刻あり、素描ありと盛りだくさん。なんで、ちょっと焦点がボケたかも。
まあ、ベルリン国立美術館からごっそり借りてきたから、並べなきゃいけないし。
メインは、やっぱりフェルメール《真珠の首飾りの少女》。
フェルメールって、この黄色の上着、好きなんだなあ。この女の子、結構可愛い。フェルメールは「少女」だと、可愛く子を描くのね。
日本てすごいなあ。マウリッツ展でも2点、2月に3点、今年だけで計6点も来日してる。
私が好きなレンブランドは、《ミネルヴァ》が飾られてた。が、背景は黒なのに、ライトが真上の近い距離から当たってるので、黒にライトが反射しててよく見えないじゃないか。ちょっと残念。
今はレンブランド派の誰か(レンブランド工房)が作者となってしまった《黄金の兜の男》。やっぱいいです。
レンブラントはじめ、ルーベンスやベラスケスとか、今後は作品が減っていって、レンブランド派とかルーベンス工房作とかになってしまうんだろうなあ。私が美術の教科書で見た時には、本人作だったのに。