7月12日(木)その1
ダブリン市内観光と、ゴールウェイへの移動の日。チェックアウトして、ホテルに荷物を預け、観光に出発!
ダブリンで一番有名な、トリニティー・カレッジにあるケルズの書を見に行く。
混むと噂があったので9時半開場だが、15分前に大学内のオールドライブラリーに到着。3番目に入って、1番にケルトの書を見る。上の一番右の写真は、帰る時に撮った写真。10時半頃にはこれだけの人が並んでた。
入り口を入ると、ケルトの書の説明パネルが延々と続く部屋があるので、説明パネルが読めない私は一番最初にケルズの書が陳列してある部屋に着いたからだ。
←ケルトの書(オールドライブラリーは撮影禁止なので絵葉書を買った)
見事な文様ときれいな色彩の福音書だが、見開きページしか飾ってないから、ありがたみが・・・。多分、予習でいろいろなページを見てから、"本物"を見たら、より感動するんだろうなあ。
そんな私には2階の、300年たったロングルーム(図書館)が感動モノだった。
「スター・ウォーズ/エピソード2」のジェダイ・アーカイブがパクったと評判になった所だ。
確かに、映画の世界に紛れ込んだような不思議で、歴史がのしかかってくるような不思議な空間だ。
左の写真がロングルーム。
右が、スターウォーズのジェダイ・アーカイブ。
胸像が並んでいる所まで同じだ。どうやらもめたらしい。
どうやって2階に上がるのかと思ったら、両端に螺旋階段があって、2階の各室には通り抜けられる扉があった。
一番に入ったくせに、気に入って結構長くいた。
日本語の無料パンフあり。入場料9?。
②国立考古学・歴史博物館
トリニティー・カレッジから歩いて5分のはずなのに、見つからない。お巡りさんに聞いたら、連スター・ハウスという広い中庭を持つ建物の、向かって左が国立図書館で、右が博物館(National Museum of Ireland Archaeology & history)。
表示が小さいんで分かりにくいし、道路に面した入り口も狭い。
左の写真は、博物館から、国立図書館を撮影したモノ。博物館と左右対称で同じ建築様式だった。右は入り口の、ドームの内部。
ここの名物は"タラのブローチ"。
入り口を入って、すぐに金製品がたくさん並んでたので、ここにあるのかと思って一生懸命探したが、右側に【The TREASURY】のルームがあって、そこに宝物の数々が飾ってあった。
が、しか~し! びっくりしたのが、左側の奥の部屋だ。知識としてあった、オールドクロウハン人がなんと展示されていたのだあ! デンマークのトーロンマン(泥炭地のミイラ)を知っていたのが、なんと、アイルランドにもその泥炭地(ピート)があってミイラが発掘されてて、ここに展示されてたのだ!!!!!!!!
なんせ、リアルなミイラなんで、刺激が強いせいか、購入した48ページあるガイドブックには、1ページだけの紹介。写真は手の部分だけ。
展示方法も、円柱形の部屋を作って、回りこむ感じで部屋に入らなければならない。そこに1体。そんな部屋が計4室。部屋に入る私を抜かして、子供が先に入ったが、すぐに強張った顔で出てきてた。
写真も撮ったちゃったよ~。ホラー映画も好きだし、ミイラも好きなんだもん。いやあ、全く予想しなかった泥炭地のミイラ達にここで会えるなんて・・・。感激!
ここ無料でした。
ここもトリニティー・カレッジのすぐ裏。ただ、改装中で、歴史ある建物じゃなくて、
←新築の現代建築の建物に移行中。3分の2位の部屋がクローズだった。
アイルランドの画家の絵の部屋と、ヨーロッパ各国のフェルーメールやレンブランドの絵が展示されてるが、多分ヨーロッパの絵のコレクションが移行途中みたいだった。
2月に渋谷・Bunkamuraで催行された「フェルメールからのラブレター」で展示されてた、、「手紙を書く女と召使い」と、ヤン・ステーン「生徒にお仕置きをする教師」に、なんと半年たたずに再会。世界は狭いぜ!
←アイルランドの画家の絵が、意外と色彩がきれいで、しかも大きくて(結構新しいのに大きい)見ごたえがあった。
ここも無料。
入り口の募金箱に世界各国の言葉で「ありがとう」と書かれているのだが、なぜか日本語で「グラッチェ」か「グラシアス」と書いてあった。世界は狭いが、日本は遠いのか?
カフェテリアでランチ。ベジタブル・スープにしっかりパンが付いてるのに、知らないでさらにサンド・ウィッチを頼んだら結構なボリューム。サンド・ウィッチは、自分で具を全て指示。完食したが、お腹いっぱい!