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イギリスでの免許、罰金、保険の雑談。

2024-02-29 19:25:42 | Weblog

2月29日

 

日本での車の所有は車庫証明と自動車保険の加入だ。

自宅の敷地内に車が止めれるスペースがあるなら簡単であるが車庫や駐車場を自宅からの近所で探す苦労だ。

実家が借りていた駐車場は月に5千円。田舎あるある平均価格。田舎のマンションやアパートは住民なら駐車場は無料も多い。

これが都内になるとワンルール並みな金額になる。

 

イギリスでは車庫証明は無い。市が決めている路上駐車が多い。

免許なし、保険なし、道路税払わない。怪しいやつらも多く保険加入していないヤツと事故に合うと最悪になる。

※私は過去に車をぶつけられ相手側が保険加入しておらず揉めた。

ちなみに我が家は敷地内に駐車が出来る。路上駐車区域では無い為に何台でも所有可能。

ゾーンと言うのが区切られ中心地から駐車代が高い。

路上駐車の証明書が必要で保険料が高い。

そして更に驚くのがある。

自分が住んでいる地域に寄って保険料が大きく異なる。

ど、どう言う事だ~~~~

治安が良い場所(お金持ちエリア)治安が悪い場所(貧困地域、生活保護地域)住んでる住所で保険料が変わる。

治安が悪い場所は盗難、窃盗から高額。その金額は20万も違う。

イギリスでは貧困家庭であっても生活保護であっても車の車種は何でもいい。

BMW、ベンツ、レウンジローバー、ポルシェ・・・何に乗ってもOK。

車の保険料+車の点検+道路税を払えば なんの車でもいい。後は維持費のみ。高級車は維持費が高い。

イギリスでは新車なら2年点検不可となっており道路税と保険料のみ。

新車以外は毎年のMOT点検が必要となる。

コロナ後からドイツ車のディラーが一部支持をしており専用のエンジニアで修理、点検を決めている。

個人でやっている車屋での部品、修理を認めて居ない。(部品販売も中止)

この理由の背景には車の売却の際に違う備品を使用を禁止しておりディラーが引き取りを行わない。

例えば中古車で多くの国産車がある中、何故かBMW、アウディーとか1台、2台あるのは問題がる車。

改造だったり、自己流カスタムだったり、事故車もある。

BMWの点検は時間給払いとなっており点検や修理の費やした時間で支払い。

去年の時点で1時間の点検で1万6千円。これはエンジニア代。1時間で済まば良いが。

後はオプションで料金が上がります。

 

イギリスのレンタカー。

我が家の車の保険料は乗車する名義。夫と私の名前。それ以外の人も?使用するなら更に高額になる。

イギリスでのレンタカーの利用も1人で運転か?2人で運転か?で金額が異なる。

2人で運転なら2万ほど追加料金が入る。特にレンタカーは保険料も高額。

夫は海外でも自分が使用している同じ車をレンタカー指定をしている。

その理由は使い方が同じだから。とっさの時の判断でパニックにならない。

後はオートマ限定で予約。(←これ大事)

欧州ではギアが一般的でレンタカーの際にオートマ予約は絶対。他のオートマが無い。

ギアの楽しみの醍醐味は分かるが長時間の運転や渋滞ならキツイ。

膝、ふくらはぎからの感覚マヒする。ギアに慣れて居ないと周りをキョロキョロしたりラウンドアバウトもある事から事故になりやすい。

シュア・カーもあるが年間費が安いが時間制でのレンタル。必要な時だけの利用なら便利であるが

1泊、2泊のレンタル向きではない。(高額になる)

 

初心者、高齢者

車の免許は17歳から取得が出来る。最初にネットで免許訓練を申し込む。仮免許が来る。

「L」と言う赤いステッカーを張る。この意味は「ランニング(練習)」なのでドライバーも優しくなる。

免許あるけど他の国で取りイギリスで運転中です。「P」と言う緑のステッカーを張る。

これは「プラクティス(練習中)」って意味。

日本人がイギリスで運転(1年間)はこれが必要。

日本の様に教習所では無く運転訓練のインストラクターが車が自宅まで来てくれる。

料金は時間で決まるので一般的な金額は600ポンド程度。12万ほど。時間が足りないなら追加料金。

イキナリ路上スタート。

イギリスの運転免許のインストラクターは免許を持つ親が教えてもOK。

車販売者さんでも練習用に1,2時間レンタルもある。練習場所は大型スーパーの駐車場や日曜の早朝に練習する人が多い。

後は実技試験と筆記試験を受け合格なら運転免許が取得できる。

近年は取得にも厳しくなり(移民の多さから)免許を持たない人も多い。

特にスパニッシュ系は難関。

アメリカで車の免許を取得した人は最初からやり直しになる。(取得が簡単だから)

日本で取得した人は免許書の書き換えのみ。イギリスの免許書が着たら直ぐに乗れる。

例えばペーパードライバー。(これは和製英語なので通じません)

運転に自信が無い・・・ちょっと練習したいと思うなら免許習得で練習コースがあります。

自治体にも料金は異なりますが1時間30ポンド~40ポンドです。

免許を取得したら車が欲しくなります。 

親と同じ車で良いじゃん って多くありませんか?

これをイギリスですると保険料が高額になります。1年間で80万~100万くらいです。

初心者なら軽自動車の中古で十分です。

高齢者ドライバーも保険料は高額です。

73歳になると運転免許を持つなら高齢者講習に参加しテストがあります。

今の70代以降が持つ運転免許証はカードタイプでは無く日本の保険証みたいな紙タイプで取得したら永久OKです。更新も書き換えも無いです。

今現在の免許証は10年起きの更新。しかもネットか郵送です。

日本もネットか郵送で更新が出来ると大変便利です。

海外に住み多くの人が免許の更新で里帰りをします。誕生日の1か月前の前後。と言う面倒な支持です。

半年、1年前から更新は可能ですが年十年も進化も変化もしない日本の免許更新ってアナログに驚きます。

国際電は受け付けない。メイル先も無い。何処の発展途上国なんだ

免許失効には「委任状」も必要で発展しない国な事が分かります。

 

ポンコツは罰金

イギリスの車は車種の年代、燃費で保険料と道路税が異なる。ガソリン車、ディーゼル車、EV車でも料金が異なる。10年を超えると道路税(排気ガス)の支払いが上がる。

去年から国が指定した年代から高速道路、市内走行なら罰金になる。

監視カメラからナンバーが割り出されるので1回使用する度に罰金となる。

特にロンドンは2026年度からゾーンの拡大により市が決めた年代を超え走行したら罰金となる。

これ、イギリス全土で広がりそうな気配です。(一部の都市ではテスト開始)

ロンドン市内の走行は事前予約で橋を渡る許可書まであるので自分が運転するルートを把握しないとならない。

路上駐車も時間切れの罰金も数回繰り返すと運転免許センターから通告が入り講義を受ける義務がある。

路上駐車場代の罰金は2週間以内の支払いには半額になるが それを超えると徐々に金額が上がる。

自動車保険、道路税を払って居ないとタイヤに施錠かレッカーされる。

車の引き渡しには罰金を払い車を返してもらう。 

ちなみにタイヤの施錠を外すのに20万ほど払った知人がいる。

昔は路上駐車違反が数回あっても講習会は無かった。

出来た理由の背景にはアラブ人と言う。

彼らにしたらたかがの金。10分違反であろうが2時間違反だろうが金額は同じ。ってこと。

2時間違反で罰金が100ポンドなら他の駐車場寄りも安い。と思うそうだ。

この繰り返しから出来た新ルールと聞いて驚いた。

なるほど・・・考えたもんだよ。

路上タイヤ施錠になると車の荒らし、火災の恐れがある。火災の意味はバカが車を燃やす。

イギリスでは路上に止めている車を平気で燃やすティーンネイジャーが多い。

なので治安の悪いエリア、貧困層が集まる場所には車を止めてはダメ。通行も危ないし怖い。

アジア人と知ると卵を投げたり、バットでフロントガラスを割るヤツもいる。

クラシックカーは除外対象。保険料も比較的安い。理由は年間での走行が少ない為。趣味が多い。

 

 2030年問題

EV車専用の駐車場があるがチャージしている車がほとんどない。

BMW、ベンツを始め他のメーカーも2030年までにEV車が出来ない事と延期した欧州も多い。

問題は雪、渋滞、熱による発火、チャージの時間。

イングランドではEV車によるチャージの長さから渋滞化されている。

特に欧州は車での移動が多い。ちょっと離れた田舎になるとEVシャージは見ない。

家族が多い、ペットがいる。となると車移動が多い。正直、車の方が便利だ。

コロナ禍から車の売れ行きが上昇中で今じゃ欲しい中古車であっても手に入らない。

イギリスでも電車や飛行機が高い為に自家用車の割合が高い。

車庫証明書が必要ない事からイギリスでは車の増加がすざましい。

CO2削減と言っても政府の規制が無い限り車は増加する。

どんなに保険料が高くても絶対に必要となれば辞める人は居ない。

※車通勤、車が無いと不便な地域、高齢者、障碍者がいて車が必要、商売で使用。

田舎になると1人1台の割合で車を持つ。

 

イギリスでは都会、田舎関係なく車を所有する割合が高いです。

ロンドンの中心地に住んでるなら交通は遥かに便利ですがロンドンでも郊外に住み子供がいるなら車の所持は多いです。

子供のイベント関係が多く誕生会はOOセンターでなんて車じゃ行けない場所などで開催も。

郊外には駐車場無料のショッピングモールなどもある事から買い物にも便利。

ちょっと郊外に出ると田園地が広がる事からドライブへ。

子供のレッスン、お稽古、学校の送り迎えも車。

田舎になるとタクシーの台数も少ない。

電車が通らない地域も多い。バスも本数が少ない。

車が無いと死活問題になる事が多い。

 

私の昔の知人は45歳超えても免許を持っておらず海外で生活を送っていました。

子供の学校イベント、お稽古の際にもご主人にお願いをし車で。

自分が免許が無い事を不憫に思っていました。

コロナ禍となり失職し実家へ戻る決意。

彼女の実家は鳥取です。

車が無いと生活困難な事から(仕事にすら行けない)50歳を期に必死に免許を取得しました。

免許が無いと仕事すら出来ないと話します。

世界での車減少は難しい問題です。

 

 

 

 

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