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ラケーション!?の格差社会。

2023-08-03 19:25:58 | Weblog

8月3日

 

「ラケーション」ってご存じだろうか?

愛知県が全国初に始めた「休み改革」子供を持つ家庭(小・中・高校)と年間3日間平日子供がサボれる。

1年間で3日・・・たいした事ないじゃんと思うはずもいるだろう。

確かに職業に寄れば週末休みではない親もいる。

平日ディズニーランドを楽しむ親子を見ると

「学校どうしたん???」と思う事もあった。

学校を休ませ旅行へ行きたい行かせたい家庭が7割もいる事に驚いた。

確かに最近の子育てママさん達から聞く話題。

「子供をなるべく学校を休ませ家族の時間と体験をさせたい」

体験とは何処までを指すのだろうか?

例えばディズニーランドは体験に入るのか? (ユニバなども)

城の見学なら社会化見学とみなすからOK? 沖縄でダイビングなら魚介類調査?

物価高騰化になり旅行へ行けない家庭もいる。 農家で人不足なら手伝いも入るんだろう。昔の様に。

DV家庭なら「家族旅行です」なんての嘘から子供の虐待を隠す(偽造)方法だってありえる。

高校生になれば、親に成りすまして彼氏と旅行やら産婦人科に行く事も出来る。

行政は「家族旅行」と言う幸せな家族しか考えない、見えていない落とし穴がある事は気が付いていない。

では同じクラスの友達家族同士の合同休みはOK? 

何のための夏休み、冬休み、春休み??? 

働く親が休みが取れないから子供への押し付けなのか??? 都合の良い休み方なのか?

矢張り・・・。

別にいいんじゃい?所詮他人の事だし・・・なのか。

 

欧米ではサボり旅行は禁止と罰金

年々のインフレや物価高騰化になると家族旅行の出費は莫大になる。

ピーク期間を避けたく子供学校を休ませ航空券が安い時に旅行が多い事から禁止となり罰金である。

理由は授業にならなくなる。その子だけの特別扱いが出来ない、宿題は無い。

このサボり傾向は公立校へ行く家庭に多い。

公立校は税金での運営、家庭が学費に負担する必要もない事から「悪気」の実感は無い。

では子供が休んだら宿題は出るのか?

休んだら宿題は無い。

では、どうしても学校を休んで祖国へ戻る為にはどうするべきか?(日本人ハーフあるある)

校長宛てに理由の手紙を書く義務化がある。長期休暇のケースなら面談もある。

これを無視したら罰金の通知が来る。(子供の人数分)

なので家族旅行は理由にはならず「学校の休みの時に行きなさい」が答えである。

これが私立校となると子供をサボらせたいと親はほぼいない。

特に私立校は禁止になっており親の身勝手での行為と判断される。学費だって高額。

ま・・・。

確かに親が旅行に計画をしてお金を出しているのだから理論的にはそうなる。

まだ子供が未収学年なら料金もそんなに痛くは無いが12歳を超えると「大人料金」になる。

子供が塾へ・・・。

子供が夏休みのサッカークラスへ・・・。

子供が部活で・・・。

と、どう考えても中学になれば子供なりの用事や行事がある。休みたくても休めない事情がそこにある。

 

県に寄って休暇の違い。

日本の様に国民が同じ休みにするから金額も上がれる、遊べなくなる、満喫できなくなる。

例えば横浜、仙台市の公立校は秋休みがある。

秋休みを利用する方法が旅行だけでは無く病院でのアポを入れたりもいる。

(手術とかは歯医者とか)

欧米の様に中間休み、秋休みがあれば他県で行く事も可能だし混雑も無い。

ラケーションをする意味は体験と言うのが表向きで本来はアウトバンドである。

コロナ以降の宿泊代が高騰化する中、家族旅行を諦めるケースは多い。

例えばディズニーランド入場料が高騰化し飲食代+ホテル+交通費。家族となるとかなりの出費だ。

車で行くならガソリン代もある。高速代も入ったりもある。

欧米の中間休みがある理由の1つはストレスを溜めない様に身体を休めなさい。の意味だ。

オンとオフの切り替えを上手くこなしている。

今では大学ですらリーディング・ウィークと呼ぶ試験前の休みが設けてある。

試験が終われば学校も休みになる。

休みが増えれば親の負担は大きいのは確かである。

家族4人の旅費はいくらが予算なのか?を知りたい。

 

育児放棄、DV家庭問題

休みが長いと問題になるのは貧困家庭の育児放棄とDV家庭の増加である。

イギリスでは14歳以下の留守番は禁止であり違反したものは行政が家庭内訪問にて子供を保護する。

各地域にあるコニュニティー場が子供支援サポートし、休みでも子供を学校通学と同じように預ける。

貧困家庭は行政からのフードバンクもある事から子供は無償でランチ、夕飯が配膳される。

貧困家庭や貧困地域に住む子供達は長期の夏休みから犯罪に手を染めることが多い。

例えばギャングに加入する、売春、ドラック年齢も13歳からだ。

一番高価な物が欲しい年齢になる。

かの有名なエプティーン島の売春の未成年の女子は貧困家庭の未成年がターゲットだ。

貧困家庭である未成年女子をスカウトねずみ講の様に広がらせた。

貧困家庭や荒れている家庭の親は「ラケーション??は?」は無縁であり子供を放置。

欧米での学校行事である遠足やお泊りの野外活動などは自由参加。

特に公立はイベントが少ない。家庭が子供のイベント支払う費用が無い。

日本の様に「全員参加」と言う強制形ではなく「行きたい人のみ」参加システムだ。

これには家庭事情の配慮をしている。

病気で行けない子、対人関係が苦手、興味が無い、費用が無い・・・・と理由は様々だ。

高校入学と同時に修学旅行やアルバムの積み立てなんて一切ない。

では学校イベントに参加しない子は? もちろん普通に登校し授業になる。

 

イギリスの公立校は半ドンで企業も半ドンが多い。ちょっとだけ世の中の社会と生活を変えるだけで

生きやすい社会に成り立っている。

天気が良いならパブで飲むかっと、仕事は中断。それくらい緩くていい金曜日・・・。

昼間から飲むビールやワインは格別な味だ。

日本の企業系は国民が同じ休暇であり有休は使わない、使わせない雰囲気がまだある。

私が感じるのは県ごとや市別ごとに国民休暇を設ける事がベスト。(金曜日か月曜日かの3連休)

ちなみにイギリスでは県ごとに県民休暇があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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