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ヨルダン・ぺトラでドンキー

2009-06-26 04:30:08 | Weblog
6月25日

さてさて、子供連れでのぺトラ内では、ヴェトウィン達が「ドンキー(ロバ)に乗らないかい?」っと声を掛けてくる。
この広大なぺトラの観光はまさに乗り物に乗らないと、かなりしんどいっ
頂上までの神殿コースは、崖の山を登らなくてはいけないのと、子供の足では頂上まで登るのに何時間掛かるか分からない・・・・。

あまりのしつこさに、ドンキー2頭をお願いした。

その1人のヴェトゥインのおにーちゃんは15、16歳くらい。ヴェトウィンの子供達は学校なんて行かず、皆 子供の内から働いて家族の為に稼いでいる。
勉強は出来ないが、色んな国の観光客との接触が多いので、色んな言葉を知っている。

頂上まで案内してくれたヴェトウィンのおにーちゃんは、この辺りじゃ、どうやらリーダー格ぽく、下々のヴェトウィンが声を掛けてくる。
とにかく、陽気なヴェトウィンに案内されて、皆が廻らない様な観光までサービスしてくれた。

崖からおちそうな端をドンキーは歩き、まさにスリルたっぷりのコースだぁそれでも、ドンキーはひたすら上る、上る頂上まで。

ドンキーって本当にタフな生き物で、乗っていて こんなに力がある動物とは思っても見なかった。ドンキーは生活の一部なので、ヴェトウィンにとってドンキーを養う事は車と同じくらい価値がある。

そうだよなぁ・・・・。昔のアラブはラクダが車の代わりだったし・・・・。
今は乗り物で使用する・・・と言うよりはペットやラクダレースの為の道楽で買うことが多い。

ヴェトウィンのおにーちゃんと話している内に彼の夢を語れた。
何時かは外国に行ってみたい・・・・っという夢である。

彼らはこのぺトラの敷地内で生まれ育ち、生活している民族。たまにの買い物で街に行くことがあっても、それ以外の世界を知らない。

冒険をして海外に行ったとしても、きっと現実の世界の厳しさに彼らは民族の生活が恋しくなるに違いない。

どんどん、歩いている内に気がつき始めたのは、彼らの家族が経営する店、親戚の店の案内を始めた。

屋根なんて無い、青空店。

売っている物は、アクセサリーに、何処から拾ってきたコインに、その辺から拾ってきた石など売っている。
そう考えても誰もが欲しいと思わない土産屋だぁ。

その店はヴェトウィンおにーちゃんのばーちゃんが経営する店のようで、その貧しさに主人は、その土産物屋で買い物を始めた。

誰が付けるか?民族アクセサリーを3点ばかり買い、おばーちゃんは嬉しさのあまりに、ぺトラの石を私たちにサービスしてくれた。
そして、何度も何度も「有難う」と言ってくれた。

きっと、その辺で拾った石だと思うが、何重にもきれいな地層になっている石。
まぁ、ぺトラ記念でいいかっと私達はその石を見ながら、頂上まで歩き始めた。































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