7月4日
イギリスは夏休みに入りました 今年はお天気に恵まれており最高です。
欧米では夏休みは、宿題もありません。部活活動もありません。
共働きをしてる家庭にとったら、2カ月の子供の休みは地獄です。
14歳以下の子供は自宅留守番が出来ません。法律で決まっているからです。
もしも通報されたら親は厳重注意か育児放棄扱いで子供の保護、親が逮捕のケースがあるので要注意です。
家に居るから?と子供の放置はできません。
イギリスでは多くの夏休みキャンプがあります。
キャンプ?と言うと野外活動でテント張って???と思いますが ちょっと違います。
例えば、愛子さまが名門校のサマーキャンプの参加も「キャンプ」です。
こちらは寄宿舎タイプで、アクティビティープログラム、(スポーツ)英語の受業、観光がセット。
イギリスでの学校体験が出来る事から、海外からくる子供達には大人気です。
DAYキャンプは共働き家庭に人気で朝から夕方までアクティビティーがあり、スポーツ、アート、クッキングなどの体験。
わが家の子供達も幼い頃は、サマーキャンプに参加したもんです。
さて、サマーキャンプ。お値段の方も高額です。
わが家の娘も長い夏休みを暇するなら・・・と思い 何処かでボランティア活動をしている場所を探していました。
意外と学校にも夏休みの短期バイト、ボランティア活動の依頼も多く 一番有名なバイトはウィンブルドンやオープンゴルフ・・・と言った地元の高校生のバイト募集です。安心も出来るし子供にしたら凄い体験ですよね
実はオープンゴルフのバイトって、破格なお給料なのですよスポンサーが大きい為に。
娘が学校を通して、見つけたボランティアが我が家の近所にあるサッカークラブチーム。
夏休みの8週間 待機児童と子供食堂の運営をしているそうです。
低所得の家庭や施設で生活している子供達中心にクラブチームが奉仕活動を行っています。
もちろん無償です。
7歳から11歳の男女子供達、30~40名が毎日参加します。
ちょっと心配なのがイギリスの低所得者の家庭で育った子供達。 語弊がありますがマナーやルールなどは一切家庭で学びません。 親がズレでいるからです。言葉使いも悪い、良い事、悪い事の区別すら分からない子供も多いからです。
最高年齢が11歳・・・となると娘が15歳ですから ちょっと生意気で癖の強い子供も要るかと親としては心配。
さて
早速、娘にボランティア活動を聞いてみました。
自分が思っていた寄りも予想以上に楽しく子供達も娘をしたって言う事を聞くそうです。
う・・・ん・・・微妙で複雑な気持ちですよね
子供達のコントロールが出来ている証拠ですから、そこは良しとして・・・。
もちろん休みたい時には休めるし行きたく無くなったら途中で辞める事も可能です。
半日だけのボランティアですが、ぐったりして帰宅。(笑)
疲れていても
「楽しかったー。面白いの!子供達が」
つーか、貴方も まだ子供ですが・・・
日本の中高校生なら、長い夏休みは塾へ行ったり、部活へ行ったり、宿題や自由工作、自由図書などに追われる毎日。
高校生ならバイトも可能ですよね。
夏休みだからこそハメを外す事も沢山ある。
酒や煙草を覚えたり、夜遊びしたり、セックスしたり、危険な事に興味を覚えたり。
それが大きな問題では無いからだ。 やりたい奴はやればいい。 何の得にもならない。だだの自己満足。
それが青春では無いし 今の時代に合わない武勇伝だ。
娘がチャレンジキャンプをしたり、奉仕活動をする意味は、自分探しでもある。
自分の将来に迷い、何をしたら良いのか見つからない。
友達を亡くし、身内を亡くし、これから長い自分の人生の道を どうしたら良いのか? 15歳になりに悩んでいる。
ワールドカップでも日本人サポーターが観戦後のスタジアムのゴミ拾い活動をしているニュース。
スタジアムは綺麗でも、サポーターが集まる渋谷が汚かったりすると大きなギャップが感じる。
ちなみに、レアル・マドリードのスタジアムは 観戦終了後はひまわりの種の殻が多いっ
最初、ハムスターがいるのかと、冗談を話して居たら、どうもスペイン人はひまわりの種を食べながら観戦するそうだ。
面白いですよね。
イギリスでは多くのサッカーチームやラクビーチーム、劇団など 奉仕活動が盛んに行われており 私達の身近な存在にいます。
病院で入院をしている子供達を励ましたり、子供が老人ホームへお手伝いをしたり普通に行っています。
これが本来の道徳です。きちんと「道」と「徳」を教えています。
今の日本は「忖度」か道徳でも「道」しか学びません。
日本の中高校生も部活や塾だけでは無く、奉仕活動も学校が一環としてプログラムを取り入れる事も大事。
日本は先進国なのに世界でも遅れを取っているくらい、チャリティー、奉仕活動が世界ランキングでも最下位の120位
いかに日本人がチャリティーや奉仕活動に無関心さが浮き彫りになっています。
文化や宗教の違いなど異なりますが、私たち日本人は もっと努力をしなくてはなりません。
お金と時間も大事ですが、有効に使う事も一つの考えです。