オリーブオイル スコットランドでヤッホー!

駐在生活7カ国を渡りイギリスはスコットランドにリターン。スコットランドで羊の数を数えましょう☆「ヤッホー隊募集!」

教育事情はタブー?

2010-06-19 17:19:28 | Weblog
6月19日

昨日は、娘の試験があった。日本で言うと小学校2年生。ISPと名が付くテストで、音読、詩の暗記、プレゼンテーションの3項目だ。 審査員はロンドンからくるISP協会。この協会は、子供がどれ位の母国語を理解しているか?と言う試験でもあり、担任が審査になると不公平が生じる為に、外部へお願いして審査をしてる。

試験の2週間前に、担任が 3項目のお題を各生徒に提供し後は家で練習するのみ。
審査員の前で1人、1人ずつ試験をするので 緊張だけはしない事を話す。

何とか、無事に試験も終え 後は結果待ち。

一方、息子も来週に学期末試験がやってくる。(息子は日本では小学5年生)
日ごろの勉強が出来たとしても、この試験で全てが決まってしまう。

教科は9教科。 覚えられない教科に、オリーブは 単語帳を使うように教えた。

単語帳・・・・。日本ではポピュラーだが、このイギリスでは見た事も無い。

単語帳についてある、リングさえ手に入るなら カードは自分でも作れるが、そのリングすら手に入らない。

早速、駄目もとで文具屋へ行くと・・・・。
なんと、単語帳が売っているじゃ~ないか

うちの主人まで驚いて、こんな文具は見たことも無い・・・・・と。

ふむふむ・・・。矢張り 日本は文具天国だ。
しかも、イギリス販売の単語帳、めちゃくちゃ高い2個で600円ほど・・・
ここは、お金には惜しんでは居られないので、単語帳を購入し 早速 息子は単語帳に記入をしはじめた。 その時間、1時間・・・・・。

単語帳を持って、学校でも勉強するように・・・・と話したら、矢張り廻りのイギリス人子供は、単語帳となる物を見たことも無く、おかしな方法で勉強している・・・・と珍しそうに言われたそうだ。

日本人の間では、よく色々な教育情報が多い。
進学、塾、お稽古、学校での勉強内容、先輩ママさんからのアドバイス・・・など 色々な情報である。
ネットや本などでは、消して耳にはしない情報であり 子供にとって良い学習方法なら、そこは親としては是非とも 学びたい・・・・と思うがっ、イギリス人は ちょっと違う。

進学、お稽古、勉強方法など全て聞く事はタブーとされているそうだ。
日本や、韓国などの国(アジアの中)でも競争心が強い。受験と名が付く国では、とにかく一番、上をねらえ・・・・と言う心境にさせられるが、この国では 競争心は強くは無い。

子供の事は親が一番知っている。自分の我が子が何処まで頑張れるか・・・・。
塾や家庭教師をつけています・・・・なんて、イギリス人に言えば、ドン引きだろう。

彼らには 学校外での学習方法には理解は出来ないはず。
試験勉強をしているか? それも、親次第なんだろなぁ~。きっと・・・・。



















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