シャンソン歌手 の 日曜日
4月11日 桜がまだ 咲き続けていてくれて
気温は23度 お天気の日曜の朝
我が家の庭の手入れをして出かけました。
昼の「桜コンサート」板長の 手仕事の和食コース
前菜
若竹の煮びたしお椀仕立て
きんめ の春キャベツソースかけ
さくら うどん
さくらんぼのババロアの桜餅
桜のロゼワイン
お食事を頂きながら9人のお弟子さんと 私が歌いました。
どんなCDより 音楽は生演奏が 一番です。
機会音と比べて 生身の リアルな呼吸と体温を感じる演奏に
すぐる物はありませんから。
お弟子さんの シャンソンを 大口あいて 聞き入るリリ・レイ。
音楽的に 未完成でも 技術や表現が未熟でも
そこに 精進したい気持ちや 音楽をより美しくしたい情熱さえあれば
歌い手と 聞き手に 魂の 美学のコミュニケーションが 始まります。
生演奏には 大変なセラピー効果もあります。
自分が 歌いたいばっかりという 姿勢から
理想的な 聞き手になるのも 人間磨き 音楽魂磨きの 勉強だと思っています。
歌手は まず
音とり リズムとり 発音 ディクション 表現・・・
よちよち歩きの一歩から初めて 舞台に花開くには 1000回歌えといいます。
本番をこなした 曲は 練れてきます。
シャンソン歌手の魂の 声が 腹の底から感じられて
流れる 息遣いが 感じられてくると 私の場合 聞きながら
涙が出てきます。
その時 言葉を超えて 何か 人間の生き様さえ 体温と同時に
感じてくるからです。
10年間 私にだけ習っている生徒さんが あまりに 良い歌を歌うので
一年間 習っている生徒さんから「後10年習ったら 私もああなれますか?」
と聞かれました。私は「必ず なれますよ」と答えました。
一足飛びも 要領よくも がむしゃらも 通用しない 音楽の道。
地道に コツコツ 謙虚に 信じて疑わず
ただ 毎日 コツコツ 継続は力なり。私も こつこつ 継続していきます。
音楽の宇宙は 広くて 深くて 悠久で 恍惚です。
グロリオサ・リリという赤い百合 花言葉は 頑強 栄光
