シャンソン歌手

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シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY 音楽の力

2012年10月06日 23時16分44秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY 音楽の力

脳学者の茂木健一郎さんの著書を 読んでいたら
音楽を 聴く あるいは 音楽を奏でる とき
人の脳では 恋愛ホルモンと 同じドーパミンが出ていると
いうことや
音楽の喜びは 食事を味わうような 根源的喜びで
美味しいものを食べた後のような 満足感を 得る・・・と
書いてありました。
人間にとって 食事と同じほど 大切な 無形の 必需品が
良質な音楽なのですね。

あまりに 長年 毎日音楽の練習し続け 聞き続けたせいか
私の 脳の中は ドーパミン放出しっぱなし になり
いまや
恋愛ホルモン なるものの 存在さえ忘れてしまったように
満足感の 音楽宇宙に生きています。

ただし
良くない下手な音楽を聞くと まずい食事を食べたあとのように
後味が悪い場合は 逆に 脳は拒否してしまうから
困りものです。
美味しい味を知りすぎるのも・・・良い音楽性 音色ばかりを
求めだしたら 結局 パリまで 芸術探求へ 行かなければ
ドーパミンが 私なりに 減ってくる感じです。

生徒さんたちに 教えたり 自分の音楽練習をするときは
理想の 音楽性と 芸術性と メロディーラインや 音色が
頭の中や 心の中で 作られていて それを
目指しているので ドーパミンは ばんばん出ています。
練習している私は 小刻み 音楽の繰り返しばかりしていて
とても 上手いとは いいがたい・・・聞かせたくない
状況ですから
防音室が 来てから 少し安心です。
リリ・レイって 舞台では まあまあ それなりに歌えるけれど
練習段階は 不味い食事状態です。
よく 丁寧に 煮込んだ 料理のように味が出てくるのには
年月がかかります。
たとえ 三分のシャンソンでも 煮込み時間が長いものほど
なんとか おいしく味わえる 音楽性に至ります。

明日は 日本シャンソン館で リリ・レイの 煮込みシャンソンは
どうなるでしょうか・・・いい味だしたいなー