シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY 甲州葡萄 RAISINS

シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY 甲州葡萄 RAISINS

昨年豊作だったので 自然の葡萄は
一年おきに 実るというから 期待しなかったものの
かわいい 花が咲き 実がつくと やはり 嬉しいものですねぇ。

今年も さくらんぼは 赤くなったら 鳥に 食べられてしまいました。
あーあ

でもね。私は収穫して食べて嬉しいというより
育ってくれている様を見て 癒されている人間らしくて
獲得する事より それまでの ぐんぐんと 成長する過程が
面白く感じるタイプみたいです。
鳥は ときどき 他の種も運んでくれて 植えても居ないのに
万両まんりょうが にゅーっと 出てきたりする役目もしてくれるのよ。

車庫の横の車道と コンクリートの隙間一センチの土に
鳥の落とした種から発芽した 匂いすみれのイエローが
最近まで咲いていてくれたし・・・

鳥の功績は 私には さくらんぼや 葡萄を食べられても 仕方ないと
思うほどに 偉大なのです。
自然界の不思議と感動は 都心の我が家の 小さな庭でも感じられます。
人間の作ったエンターテイメント ディズニーランドや テレビより
花や土いじりしているのが 好きな 農耕民族的わたしリリ・レイで
そのお陰で 感動の連続は 慌しい中で 味わえてしまうのです。

日に日に 綺麗なフランス語でシャンソンを歌う花のような弟子達。
日に日に 違う花が咲いてくれる 我が庭。
水切りごとに 頑張って香りと自然色で 私を励ます 室内の花達。
感謝ですよ。
私の歌うシャンソンは 花達の香りと色香に 育てられています。
学ぶ事と美的感性で 生きている歌手でいたい・・・・
現実は・・・・色々 厳しいけれどね。せめて 志だけは・・・ね。

シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY 紫陽花 オルタンシアのシャンソン

シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY 紫陽花 オルタンシアのシャンソン


６月のオルタンシア を作曲した頃の 私は とても 仕事が忙しくて
大変な 毎日毎日で
私生活的にも 苦しい事辛い事 の繰り返しだったから
雨に打たれても 七色に咲く庭の紫陽花の様が 健気けなげで
人生に感じたものだわ。
今
紫陽花が 豊満に開ききって重い花を 細い枝に支えられて
七月の暑さと 太陽に 生きている姿が なんとも 凄い太っ腹な 感じで
笑えてしまうし 頼もしい紫陽花さん達です。

シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY シャンソンを歌うリリ百合

シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY シャンソンを歌うリリ百合

昨晩は雨
そして 今朝 昨年の冬 球根で植えた 百合が 又 庭に咲いてくれて
嬉しい。
次々に 咲き 次々に 枯れていく。

紫陽花は 雨にぬれ 最期の花の重さを 歌い
咲き始めた 赤い百合は 爽やかな情熱をうたい
葡萄の実達は 着実に 色づくまでの時を待ちながら 詠う


我が家の 小さな庭に 蝶が飛び トンボが休憩し
近所の猫が のんびり 昼寝し
私は
バタバタと ゴミだしや 庭履きや 間に合わない 雑事に追われ・・・・
結局 は 人間が 他の生命体や自然に支配されて
一喜一憂しているのよね。
何故に 私は もっと 優雅に自然のように安らかに生きられないのかしら。
まぁー 結構 自由でゆったりとしている。昨年までの私と比べたら
歌っているわ。しかも 楽しんで歌っている。

昨晩 金曜日メルパルクホール 二人のソリスト
現代舞踊家 と シャンソン歌手の 肉体技術の コラボレーションの 練習。
それから
自分の バレエの訓練を 指導していただいて
やはり 高瀬多佳子さんは 素晴らしい・・・・指導者で 芸術家だわ。
昨晩のリハーサル を感性で チェックして 今朝 留守電が入っていました。
「レイちゃん 前半 違う 発声の歌いかたに 変えられますか?」

わたしは 全て 彼女に 応えられる 歌唱法を 見つけなければなりません。
現代舞踊では 哲学的な 芸術性を 求められます。
モーリス ベジャールも 現代舞踊モダンバレエ ですけれど
現代? に生きる 生かす 繫げる 芸術の模索は 凄く 難しい。
クリエイトだから。真似では ないからねぇ。
真似とか 二番煎じ でない シャンソンって ・・・・
それに 世界に通じる芸術性って・・・・
言葉の無い舞踊でも 難しいわ。えらいなー。
多佳子さんを 敬服。