シャンソン歌手リリ・レイ 長坂 玲 フェスティバル ドゥ シャンソン

シャンソン歌手リリ・レイ 長坂 玲 フェスティバル ドゥ シャンソン

大きなコンサートで 華やかな舞台に出演すると
いつも 気が抜けたようになります。でも
いらしてくださった生徒さんたちが 色々と
感想を聞かせてくださったりして
思い出が続いて 楽しい土曜日でした。
自分の舞台姿ことは なかなか分からないものです。
大きな舞台でのステージングは プロの場合は
皆 自己責任ですから 私も きちんと設計図を画いて
自分に振り付けして 練習していますが
実際 当日にならないと 階段があったり 街灯があったり
舞台の広さや大きささえも 分からないので
いつも ペアーを組んでいる ワニ子さんこと川島豊さんに
ゲネプロのとき 駄目だしをおねがいしてみました。
同じPARISのエンターテイメントを見ているので
信頼しています。
かつて 私は長くオペラの勉強をしたので 動きながら歌うのは慣れている
つもりですけれど フランス語早口のシャンソンを歌いながら
たった一人で 大きな舞台の額縁の中で 動くのは 意外に難しいです。
春と恋の喜びを ひらひらしたスカートで 舞う様に
踊るように歌いたいなー と思って めずらしい 柄物の衣装にしてみました。
自分でスパンコールを施してみたりして・・・・
三分のシャンソン一曲の為に 数ヶ月 考え悩み試行錯誤して
あっという間の一瞬芸。
練習だけでなく 全ての美的センスと 感性と 人生とが 過ぎてゆく
瞬間芸術。人間のパワーが必要ですよね。
自分もかなり大変なのだから 出演者全員が 皆パワー全開のはず。
だから コンサートは 凄いエネルギーを与えるのでしょう。
子供の頃から ずーっと 音楽を勉強してきたのに 全然自信が無くて
この三分のシャンソンは 私にとって 高いハードルです。
とりあえず 一つの任務が終わり 胸をなでています。
次の大舞台は 7月2日 NHKパリ祭だわ。あー 又試練。
舞台は 厳しいけれど 終わったあとの達成感がたまらなく幸せで
きっと こんなに一生懸命になれるのだわ。