私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

こころの巡礼~仏像の祈り3~

2011-07-15 21:02:58 | 日記
 7月15日(金)  天気:晴れ 暑い  室温:33.9℃

 きょうは BS8で 『日本人こころの巡礼~仏像の祈り』の放送がありました。 きょうは 薬師寺の
薬師三尊、聖観音 と 法華寺の十一面観音 と 東大寺・戒壇院の四天王像です。 薬師三尊、十一面
観音は さておき 四天王は 私が 仏教の世界を 知るきっかけとなった像です。
 2007年12月の年の瀬の迫るころ 年内に 金城山に登ろうと 西脇へ行きました。 苦労して 金
城山へ登り 下山後 長明寺へ戻ると 頼政像のところで 散歩中の92歳の元住職さんに お会いし い
ろいろと お話を聞くことができました。 河原の手前にあった岩で作った四天王は この元住職さんが 造
ったそうで 中央の岩が 我々自身で 周りの四天王が 我々の幸せ、安全を守っている・・・。 家に帰り
四天王を調べ 仏教に関心を持つようになったのです。


 薬師寺は 奈良時代の伽藍で 東塔と西塔があり 薬師寺式と言われる伽藍配置だそうです。 東塔
は 六重に見えますが 三重塔だそです。 680年に 天武天皇が 皇后の病気平癒を祈願し 建立。
 本尊の薬師如来は 古来より名仏といわれ 左右にある日光菩薩と 月光菩薩 とともに 薬師三尊と言
われています。 修二会のときには 造花が飾られる?


 薬師寺の聖観音像は 四天王に守られています。 六道の地獄道に堕ちた人を救う観音様です。
額には 白豪があります。 人々を救うとき 漏れのないよう 指の間には 水かきがあります。


 法華寺の十一面観音像は カヤの一木造り。 人々を救うため 左手が膝まで 延びています。
光背は 汚れない象徴のハスの花や蕾、葉でできています。 高さ1mほどの小さい仏像です。


 東大寺・戒壇堂には 四天王像(国宝)が 安置されています。 粘土で作られた四天王は 高さ160~
170cmの像です。 東を守る持国天は 国家安泰の任務を負い 炎の光背は 仏の敵をやっつけるるた
めのもので 邪鬼を踏みつけています。


 南を守る増長天は 法統を生み出します。 槍を手にし 腕には 獅子の顔が 口を開けています。


 西を守る広目天は 仏界の財宝を守り 釈迦の説法を聞きとめるため 手には 筆、巻物を持っています。


 北を守る多聞天は 財宝を生み出す法力を持ち 手には 舎利と宝塔を持っています。


 この後 NHK・BSプレミアムで 「新日本風土記」”宮島・神の島の暮らし”で 平清盛の
野望という番組があり 世界遺産・厳島神社を撮ろうと思っていましたが 残念ながら カメラの
電池が切れて・・・。 対岸の宮島口から宮島を見ると 弥山が 額で 岩峰の駒ヶ林が 鼻で そ
の右が 口で 観音様の横顔に見えるのだそうです。

  。。。。。。。         。。。。。。         。。。。。。

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