3月25日(火) 天気:晴れ 室温:17.6℃
きょうは、高砂市米田町のギャラリー集-へ 「 杉本玄覚 侘び寂び ”不易流行”」を見に行きました。
今回は、ギャラリーから 超豪華な案内状をいただき、ギャラリーの今回の展覧にかける気合が 伝わってきます。
いつもなら 月曜日に行くのですが、今回は 杉本さんの在廊日の火曜日に行き、杉本さんと お話しすることができ
ました。 陶芸界では 超有名な方だからか、平日にもかかわらず 多くの人が 来られました。 ある人には、杉本先
生のような人に よくこのギャラリーで 展覧をしてもらえたねと 言われたそうです。
※杉本玄覚貞光 侘び寂の世界 は、<こちら> を。
※不易流行とは、いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも
取り入れていくこと。
案内状によると、 陶人・杉本貞光の永遠のテーマ ”侘び寂び” 二度目となる今展の見所は、青瓷と 掛花入れ
です。 中国・北宋時代の青瓷を 手本に、綺麗寂びの世界を表現します。 雨上がりの晴天を表した ”天青瓷”、宝石の
ような美しさの ”翠青瓷”、氷のヒビのような ”氷裂青瓷”、射光で現れる蛍のような景色 ”螢手灰青瓷” など、様々な青瓷
釉の魅力を ご覧いただきます。 掛花入れは、徳利サイズを基本に、掛けても、置いても 挿花できます。 季節の小さ
な草花も、風情良く魅せてくれます。 今回の注目は、旅茶碗。 掌の中に収まるサイズで、お抹茶、湯呑、大酒呑みと
して愛用でき、育てる愉しみを味わえます。 黒・赤・井戸・粉引・青瓷・牙白・高麗黒など、見事に揃います。
・杉本貞光さんの陶歴は <こちら > :1935年 東京に生まれる、1968年 信楽山中に 穴窯築窯、茶陶信楽制作
開始、1974年 大徳寺 立花大亀老師より ご教導を受ける、2014年 臨済宗 建仁寺派 管長 小堀泰厳猊下より、
戒名・玄覚貞光をいただく、1979年 大徳寺如意庵にて 個展、裏千家にて 個展、・・・・・
テーブルに 「わびさび」という本(非売品?)が 置いてあり、その中に 次のようなことが書かれていました。
私の制作活動の中、わびさびの思想に関心を持って 四十余年。 以来 どこまで深め習得できたか、完成 と云う
答えのない世界。 これからも どこまで深め 悟る事ができるか、精進を重ねてまいります。
此の度は これ迄の歩みを 一度見て戴く機会を得ました。 未だまだのものと思いますが、少しでもより多くの方に
わびさびのすばらしい世界に関心を持っていただければ うれしく思います。 平成二十六年 寺垣外窯 杉本貞光
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私の制作活動のほとんどが わびさびの作品で そのわびさびの思想に関心を持つ事が出来たのは 大徳寺の
立花大亀御老師とのご縁でした。 ふりかえりますと、この四十余年は 大亀御老師の御教導を 全てとした人生
でした。 大亀御老師とのかかわりの一部
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