4月23日(水) 天気:曇り 一時 小雨 室温:24.2℃
今回の山歩きは、2005.9.23に登った 加西市の南西部にある 笠松山 244.2mです。 2002年に
一度登ったのですが、まだ ブログにアップしていませんでした。 旧「ふるさと兵庫50山」(兵庫県山岳連盟編)で
紹介されている山です。 本によると、登山口の古法華寺は、前方の善防山系、背後の笠松山系を 八葉の花びらに見
立てて その蓮華台上に位置する。 本尊は、石造浮彫如来三尊像で、白鳳時代の制作、最古の仏像で、国の重要文化
財、石彫の寺に相応しく 境内には 石仏が多い と書かれています。
※下の写真は、2012.1.22 やまあそさんに誘っていただき、南の夕陽ヶ山に登ったとき、降りてから
古法華寺に お参りしましたが、その時 撮った石仏です。
国の重要文化財の「石造 浮彫如来像」(古法華石仏) は、日本最古の石仏の一つで 白鳳時代(7世紀後半)
のもので いすにかけた中尊と 蓮華座上に立つ 脇侍が 半肉彫りにされています。 火災に遭ったらしく 天蓋、
三尊は、半肉部が 剥離欠失し わずかに 脇侍の一部が 残っています。 顔の部分が 欠けているのが 残念です。
古法華寺の駐車場に 車を置き、寺の裏を回り込み、岩を登り、ほぼまっすぐ山頂へ。 下山は、山頂下の分岐を
左へ取り、北の岩尾根を歩きます。 吊り橋を渡り、東の善防山251mへ登ります。 善防山には かって 山城があ
ったようですが・・・。
善防山は、かっては 城跡でした。 赤松義則の八男・則繁が 城を築いていましたが、嘉吉の乱(1441)に 落城し
ました。 則繁の軍勢は 地形を利用し 全山の岩肌に 油を含んだ「竹の皮」を敷き詰めました。 敵は 滑って攻められ
ないと思ったが、敵は その竹の皮に火を放ち、城は 炎に包まれ 山名勢の大群に あっけなく落城した。 この合戦は
すざましかったのであろう、明治初期まで 白骨体が、葉の下に眠っていたという。
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