私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

八幡山・その1 はちまんやま 775.4m

2010-03-28 11:52:11 | 山歩き

 3月27日(土)  天気:晴 のち 曇り やや寒い   地図:生野

・・ このページも 長くなりそうなので その1 (前編)と その2(後編) に 分けようと思います ・・・

 きょうは 神河町と生野町の境界 生野峠の南尾根にある八幡山に登りました。 以前 白岩山から
下山時 正面に見える八幡山は気になる山でしたが 『播磨 山の地名を歩く』には 登頂不可とありま
す。 山ちゃんたちが 登ったレポを見ると 最近 登山道が整備されたようで 大歳神社の近くに「登山
口」の標識もあるようです。 昔 山上にあった祠は 今は下に降ろされていますが 山上に八幡神社が
あったことから 八幡山と呼ばれるようになった。 見晴らしが良いので 昔は 砦があった?
 新しい山ちゃんのレポを参考に 南尾根の762m標高点ピークまで行き 北の尾根をたどり 460.3
m三角点:藤ノ棚から降りましたが 目の悪い 地図の読めない私が なんとか この尾根を歩くことが出
来たのは 不思議です。 詳しくは つづきを 見てください。

 きょうは 少し早めの 7:02 出発。 姫路バイパスも この時期 少し陽が高くなったので 東へ向かっ
ても 眩しくなくなりました。 7:23 花田ICから播但連絡道に入り 7:57 神崎北ランプを降ります。
播但道は 35.2km 600円。 一旦 国道312号線に出て 直ぐ 左折。 播但道に沿って細い道を
北へ 1.9km 進むと 大歳神社に出ます。 神社の前に車を停め とりあえず 神社にお参りを・・。
8:01 駐車。 家から ここまで 61.4km。



 詳しいことは 解りませんが 本殿建築は 享保五年(1720)で 神河町の文化財。 銀の馬車道の
馬宿だった? うっそうとした杉林の中の雰囲気のある神社でした。 車を停めたところに 地図にない
一等水準点がありました。 山ちゃんは もっと先に 車を停めたようですが 北から帰ってくることを考え
ここに停めることにしました。 神社の前の案内図を見ると 山頂まで14ヶ所も 道標があるようです。



 下の図が 本日の概略ルートです。 大歳神社に車を置き 播但道沿いの登山口から 山に入り
尾根に上り 急登を八幡山に登ります。 南西尾根はダメ。 南の尾根をたどり 762mPの先の極
楽尾根から 引き返し 八幡山に戻り 急坂を北へ下り 途中 迷走し 登った登山道に降りたことは
割愛し 尾根に戻り なだらかな北尾根をたどり 北端の490mPへ。 東尾根の三角点:藤ノ棚の
先から南へ降りて ヨーデルの森公園に入り 入口から出て 大歳神社に戻ります。


 8:17 スタート。 扉を開け 播但道の下を潜り 100mほど進むと登山口。 8:21 ここから山
へ向かいます。 車も通れる林道です。 昨晩 雪が降ったようで 雪が残っています。 林道を道な
りに歩き 8:30 林道終点へ。 右の山道に入ります。 この辺りは 枝打ちされた杉の小枝が散
乱し 踏み跡のような道を隠し 分かりにくいです。 道を探しながら 右の沢に沿って 登ります。



 右上に道標が見えたので 沢を渡り 右に上がると 道が現われ これを登ると ミツマタが咲いて
いました。 右の谷には ミツマタが群生しています。 おっと ミツマタに見とれていると 道は 二股
に分かれています。 道標に従い 左に上がります。 この辺りから 急な登りになります。 道は 怪し
くなりますが どこでも登れます。 大きく道を外れることはなく 8:58 道標のある尾根に出ました。



 尾根出合は なだらかな510m等高線辺りだろうと思います。 左の急な尾根を登ります。 雑木の
尾根は展望はありませんが 登るにつれ 右や左が見えるようになり 景色を見ながら 急登を 休み
休み登ります。 山頂から北の尾根には 雪は ほとんどありませんでしたが 今朝は 冷えたみえ 歩
くと 霜柱が バリバリ音を立てます。
 登るにつれ 見晴らしが良くなり 岩の露出する辺りで 西から北西方向にかけて 推測ですが 高
星山~平石山の稜線が見え さらに右に なだらかな白い雪の稜線は 段ヶ峰だろうと思いますが・・。
さらに右に 山が見え フトウガ、達磨ヶ峰でしょうか? 麓には ゴルフ場も・・。 いい眺めです。



 北には 但馬街道が延びていて 北東方向には 白岩山が 鋭鋒を見せています。 東寄りに 見え
る山並は 千ヶ峰でしょうか? 何枚も 写真を撮ってしまい 後で見ると どの方向を撮ったのか・・。
 西方向の夜鷹、暁晴山が確認できなかったのが 残念です。 景色を見ながら ゆっくり登ったの
で 急登も それほど 苦にはなりませんでした・・・?


 山頂手前は やや道が 分かりにくくなっていますが 適当に道標もあり 登りは 問題ありません。
9:44 やっと山頂に出ました。 大歳神社から 1時間半ほどかかりました。 尾根に出る手前と
山頂手前に急登があり 久し振りに 登り応えのある山でした。
 岩が露出し 満開のアセビに囲まれた山頂の手前側に 三等三角点が埋まっています。 岩の
上から 南東方向に見えたのは 笠形山でしょうか? 



 一息入れ 南へ向かいます。 少し先で 段ヶ峰方向が見え 右に寄ったのが 間違いの元。 左
へ進むべきところを 右寄りの南西尾根に進んでしまいました。 少し先で 左の谷に伐採地が見え
たので 戻ります。 この谷辺りを 「八幡山カール」と呼ぶ人もいるようですが 案内図では 「拝殿の
谷」となっていました。 この谷から南西方向の眺めがよく 左には これから歩く尾根の先に 762m
ピークが見え 奥にかすむ山は 七種山らしいのですが・・。 *後日 やまあそさんのページを見ると
762mピークと思った峰は もっと南の入炭山817mでした。 右肩と左肩に鉄塔が 確認できます。
訂正します。


 南尾根に乗ると 雪が残っていて ザクザク音を立てて歩くのは 気持が良い。 きのう 靴に防
水スプレーを振りかけておいたし・・。 雪道を 歩くのは 何年振りだろう? そうか この前 北摂
の深山に登ったとき 雪道を歩いたし・・・。
 帰りのために 足に1.5Gの荷重をかけ 足跡を残しながら 歩きましたが あまり役には立ちま
せんでした。 雪で 道?は 隠されていますが はっきりとした尾根で 迷うような所はありません。
一瞬 西が見えたので 写真を撮りましたが 夜鷹山が写っているようです。 やまあそさんの 「入
畑山~高峠山」のページに 反射板からの 夜鷹山・暁晴山 の写真があり 同定できました。


 倒木もあり 見晴らしも良くない尾根でしたが なだらかで歩きやすいので 助かります。 ピー
クらしいピークもないので どこを歩いているのか さっぱり解りませんが 10:35 丸太を四角に
囲んだ焚き火跡に出て 山ちゃんのページにあった762mPだと解りました。 ここは 林業関係者
が キャンプファイヤーでも したのでしょうか? 途中の尾根に 新しい切株も多くありましたが こ
の辺りは 今でも 林業が 盛んに行われているようです。



 762mPで 尾根が南と西に分かれています。 倒木の間を縫って 西尾根を進んでみました。
少し下った先は 極楽尾根でした。 どこまでも歩けそうでしたが 10:43 引き返します。 南の
鉄塔が見える所まで行きたかったのですが・・。
 762mPに戻り 左に曲がり 迷わず どんどん歩き 11:12 八幡山に戻りました。 西に見え
る山並には 少し モヤがかかってきたようです。 空に 薄く雲が 張り出してきたからでしょうか?


 八幡山から降りるのは 大変でした。 湿った急な下りは よく滑るし 道は分かり難く 違う方向
に降りそうになるし・・。 2、3回 滑って 黒土でズボンが汚れるし・・。 11:34 道標のある尾根
出合に降りて 真直ぐ 尾根を 北へ進みます。 ここまでは ほぼ 順調でしたが・・。

 ・・・・・・ このつづきは 八幡山・その2 (後編)へ ・・・・・・

コメント (10)
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