アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#1422 カケス

2014年03月15日 | 自然と環境
野鳥シリーズに戻ります。

給餌を始めて早い時期に、カケスがやってきました。
カラスより少し小さいのですが、給餌場に集まる野鳥の中で一番の大物です。
最初の頃はよく来ていたのですが、この頃あまり姿を見せません。
たまに来て、ヒマワリの種を食べているようです。

カケスについては思い出があります。
小学生の頃、近くの山にカケス捕りに行ったのです。
当時、2歳年上の近所のお兄さんとよく遊んだものです。
虫捕りや魚すくいや山ブドウ採りなど、いろんなことを教えてもらって、ボクはいつも彼の後をついていたのです。

彼がどこからかカケス捕りの罠(わな)の作り方を憶えてきたのでしょう。
彼と一緒に山へ、罠つくりにでかけました。
持ち物は麻でできた紐(ひも)と乾燥したトウキビ1本だけです。
山の中で、細くてしなやかな立木を選びます。
立木の先に紐をかけ、地面に作った仕掛けの棒に縛り付けます。(張力が働くよう立木を引っ張るようにします)
仕掛けは、その辺にある木の枝を地面に刺したり枝同士を紐で結わえて作ります。
カケスがトウキビを食べに首を入れたら、枝が外れ、紐が引っ張られ、カケスの首が挟まれるのです。

翌日2人で仕掛けを見に行くと、カケスが罠にかかっているではありませんか。
2歳年上の彼が首の仕掛けをはずし、ボクがカケスを押さえる役目です。
ところがカケスは元気いっぱい、大暴れ?をしたものだから、ボクは思わず手を緩めてしまったのです。
カケスは元気よく飛び去っていったのでした。
彼はなんともいえない顔をしましたが、何も言いませんでした。

カケスを押さえていた時の感触を今も覚えているのです。
固い羽根とかすかな温かみを。

野鳥シリーズを終えます。
アカゲラなど記していない野鳥がありますし、記している野鳥も名前が違うなどの間違いがあるかもしれません。
あまり信用しないで読んでください。(最初に断わるべきですよね)

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