ボクは50年も前の学生時代、アメリカの労働組合の一部がマフィア化し利権漁(あさ)り集団と化している、と聞いてびっくりしたものです。さすがアメリカ、労働運動も進めばそんな事態も起き得るのか、と懸念を持ったものです。
その後、就職して安心しました。職場の労働組合は労働者のため、一所懸命活動してたんです。ただ、一部に出世の足掛かりのため運動に熱心なのがいることは残念に思いましたが。
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この20~30年前からでしょうか?、日本の労組にも、50年前のアメリカの労組のように労組マフィア化したのが見受けられるようになってきたんです。
純粋な労働運動とはかけ離れた、利権と権力を追い求める醜い姿を見せています。
労働運動は労働者のためにあり、労働組合は労働者のためにあらねばなりませんのです。