＃2548 滝川市の観光名誉大使 白鵬

昨年から続いている“貴乃花問題”、一昨日の理事解任決定で一応の区切りを迎えました。
ボクは、単に貴乃花の偏狭な性格がもたらした騒動だとしか思っていませんので、世間が大騒ぎをするのが不思議でたまらないのです。

ただこの騒動、変なところに飛び火しています。
日本人の醜いナショナリズムが湧き出てきていて、不気味なのです。
島国根性丸出しの、モンゴル人力士へのゆえなき批判です。
モンゴル人力士の中でもトップの白鵬に対しての風当たりが、日増しに強くなっているように感じます。

言うまでもなく白鵬は大ズモー史上最高の力士です。
大ズモー界が苦境に陥った時に、一人で屋台骨をしょっていた偉人です。
性格だって、名横綱と評されていた北の湖や千代の富士や貴乃花にくらべて、よっぽどマシです。
そしてなにより、白鵬は滝川市の観光名誉大使なのです。

滝川市は時流に流されず、白鵬を熱烈応援しなければなりません。
それが観光名誉大使への“礼儀”というものです。