アナーキー小池の反体制日記

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#1428 トドとアザラシ

2014年03月25日 | 自然と環境
トドはデブの代名詞になっていますが、今回は前回のデブセンと関係がありません。
トドとアザラシ、海獣の件です。

ゼニガタアザラシがエリモ岬に増えすぎて、漁業者から苦情が寄せられています。
絶滅危惧種なものだから、猟銃で撃ち殺すことができません。
環境省は実態を調査し、対策を検討するとのことです。
なにせ、海獣はものすごい量の魚を食べるのです。
それも漁師が設置した網にかかった獲物を横取りするのですから、漁師はたまったものでないのです。

ボクが小さい頃からエリモにゼニガタアザラシがいました。
岬突端の岩礁に姿が見られたものです。
それが漁業被害があって、アザラシを撃ち殺したのだと思います。
一時、アザラシの姿が消えました。

エリモは観光地でもあります。
アザラシがいなくなって寂しくなったのでしょう、岩礁にコンクリートの檻を作りアザラシを見世物にしたのです。
日高山脈が太平洋に沈む、まさにその所にコンクリートの無粋な檻ができたのです。
不快に感じた多くの人の訴えがあったのでしょう。
何年かしたら、そのコンクリートは撤去されていました。

エリモは観光地としてアザラシ無しには語れません。
しかし、漁業者の生活も大事なのは確かです。
アザラシと漁業、これからどのように共存していくのか、見守っていきます。

昔はアザラシのほかトドもいました。(エリモにはラッコもいたそうです)
昭和30年代でしょうか、ボクの住んでいたすぐ近くの静内の海岸で、岩礁にいるトドに自衛隊が一斉射撃を行い、何頭かを駆除?していました。
やはり、漁業資源を食い荒らすとの訴えを、近くに駐留する自衛隊の射撃訓練の一環として解決しようとしたのかもしれません。
報道も、今日はこれだけの成果があったと誇らしげで、トドを擁護するものは見られませんでした。

昨今の報道を見て、昔のトドやアザラシが思い出されるのです。

・・・
デブという言葉は使っちゃ~いけないのかもしれません。
でもボクは、デブが好きなので・・・許してください。
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