アナーキー小池の反体制日記

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#727 正しい跡地の利用法①

2011年06月20日 | 市内の話題
本市東端部に道立の農業関係試験場がありました。
10年ほど前、道内試験場の統廃合が行われ、この土地300haはそのまま放置されています。
市はその跡地の利用計画を策定し公表したそうです。
計画の内容は知りませんが、ボクなりに考えてみました。

300haという広大な土地です。
将来必要な時に利用できるように手を加えず、お金もかけないことが必要です。
将来必要な時とは、例えば10年以上前にちょっと話題になった道庁や道議会の一部機能移転です。
今回の震災で首都機能の一部移転が真剣に検討されています。
そんなのの受け皿を用意しておくのは、本市のみならず北海道、強いては国のためにもなるのではないかと考えます。
また、将来食糧難時代に陥ったときすぐに農地として利用できるようにしておくのも大事な備えだと思います。

土地をそのままに有効な使い方を考えなくてはいけません。分割したり譲渡してはなりません。
じっくり考えて、2点思い付きました。

1点目は、全地太陽光パネルを張り巡らし、発電を行います。
300haは広大です。かなりの発電が見込まれます。
このたびの震災で原発の発電量が減少するのは目に見えています。
北電も東北電や東電に電力を供給しなければいけませんし、その北電だって泊原発の稼働しだいで電力不足が懸念されます。
政府は原子力から自然エネルギーへの転換を明言していますが、その成否は見当が付いていません。

太陽光発電は本市の様な多雪地域は不向きとされています。
全国的に電力不足が懸念されるのは、夏場の日中です。
ここは夏場の天気がいいのです。夏場の日中どんどん発電して津軽海峡下を通って本州に送ることができます。
厳冬期だってパネルが雪に埋もれない高さに設置し、パネルの角度を工夫することで雪が留まらないようにできます。

・・・
この跡地、利用については農業用に限るとかの制限が付いているのかも知れません。
縦割り省庁の弊害なんですが、北海道は結構余計な事を言うかも知れません。
でも今回の震災による自然エネルギーの確保は至上命令です。
国や道にはきっと理解を得られるものと信じます。

・・・
太陽光発電パネルを設置するだけですから、余計な工事はしなくてもよろしい。いえ、してはいけません。
為政者はどうしても造成工事をしたがります。
造成工事のための事業なのかと感じるほど、造成工事に力を入れます。
土建業者へのサービスです。
そんなのを無くして、必要最小限の基盤整備にしなければなりません。
砂利すら敷かず、ウッドチップを必要なところに敷きつめるだけなのが最良です。

ボクの検討案1点目を終了し、次回は2点目です。



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