先般行われたアメリカの中間選挙で、大方の予想を覆す結果が出ています。
この頃の世論調査などで、その予想が外れる傾向があって、競馬の予想みたいだって囁かれてるんんです。そもそも、こうした調査に真面目に答えるってことが不思議に思えていたボクにとって、調査の精度が高かったことが不思議に思えていたんです。
今回の結果はアメリカ市民の民主主義維持への危機感がもたらせたものに違いありません。ほんの百人に一人か二人が心変わりしたに過ぎないのだろうけど。相変らず経済優先のトランプが半数近くの支持を集めているのは間違いないのです。
アメリカは民主主義国を標榜しています。ところが6年前、トランプが大統領になって怪しくなっていたんです。
ひとりよがりな政策を掲げ、恥ずかしげもなくアメリカ第一を標榜します。議会制民主主義の根幹をなす投票にすら文句を付けるんです。
今回の選挙結果はまだ出そろっていません。ただ、共和党の圧勝だけは避けられたようなので、内心ホッとしているところです。他国のことだから余計なこと、と言われそうですが。