こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「お母さん、だいじょうぶ?」

2012-08-03 06:59:33 | 読書


イラストレーターの著者の「育児エッセイ」。
著者のやまだみちこさんは、絵を描く仕事なので、この本も絵。というか、まんがです。

ソウルにいる娘は、アマゾンで本を注文し、私の自宅に届いて私が娘のところに送る・・・というシステム(?)になっています。本を梱包した箱のすきまに、お菓子とか○クンの服とか、私の好みで入れるので、娘にしたらお得です。
送料もバカにならないけれど、私の楽しみでもあり、娘も喜んでくれてるので(時にはピントがはずれますが。送った服がブカブカだったり)、まあいいことにしています。

私は韓国語はできないので、娘が写メールで送ってきた文字を一生懸命マネして宛名を書き、ホントに届くのだろうか?と思うのですが、届かなかったことは一度もありません。
このごろは、アルファベットで宛名を書きますが、この方がまだ安心。

ところで、こうして私の手元に一時滞在している本を、読みました。

2ヶ月半になる○ちゃんの子育てに悪戦苦闘の次女に読ませてあげたいと思いました。


ほのぼのとした絵と添えられた短い言葉で、「ああ、こんなことがあったな」と思う子育ての日々の戸惑い、不安、感動・・・が綴られています。

「はじめに」から引用します。

・・・結婚して5年たち あかちゃんが生まれました。
女の子で、愛称は「ちょっぺ」です。
初めての育児は 思ってもみないほど大変で びっくりしました。
思い通りにいかないうえ 全然寝てくれず 泣いた日もありました。

でも、育児の先輩である友達に「大変やな~」と言うと
「大変やろ~」と、一言で通じました。
通じた瞬間 気持ちがパーっと明るくなって
さぁ、がんばろう!と 力がわいてきました。

私の個人的な育児の体験ですが ちょっぺの誕生から
3歳くらいまでのことをまんがに描きました。
誰かの気持ちが 少しでも パーッと明るくなったら
いいなぁと思います。


もっぱら「初めての子育て」の話で、本の中には仕事の話は出てきません。著者のHP「みつこの絵日記」によれば、イラストレーターとしての仕事も、「産休・育休」ではなく、仕事もしながらの子育てであったことがわかります。
あかちゃんを育てているからこそ描ける絵だったのかもしれません。
本は、弟が生まれて退院し、まだまだ甘えたい3歳と生まれたばかりのあかちゃん、「どっちから寝かせたらええんやろ?」で終わっています。いつか続きが読みたいなぁと思います。


著者;やまだみつこ(山田美津子 1073年生まれ イラストレーター)
発行;大和書房



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体育館運営委員会

2012-08-02 23:19:01 | 活動報告
世の中、オリンピックで沸いています。

寝不足の人も多いようです。
メダルの色に関わらず「悔いはないです!」というときの選手の顔は、いいですね。

ところで、きょうは体育館運営委員会が開かれ、出席しました。
厚生文教常任委員会委員長としての役割のひとつです。

体育館の利用人数は年間総計101,031人。男女別では女性のほうがやや多いです。
約10万人というと多いようですが、一日平均では346人。

使用率については、団体の利用だけで大体育室は99%。その他の体育室もかなり高いようです。
団体使用がない場合は、個人使用ができるということ。
団体に所属していなくて、あるいは小さなグループでも気軽に使えるのが望ましいと思いますが、実際はかなり難しいようです。

1週間に一度でも体育館を利用する人はどのくらいいるのか?
年齢層はどうなのか?
また、体育館だけでなく学校体育館や公民館も含めて、暮らしのなかで、スポーツに汗を流す時間のゆとりを持っている市民がどのくらいいるのか?

そんなことを考えていたら、突然、委員会の「閉会のあいさつ」をふられました。(「委員長の事故あるとき、または不在のときの会長の職務を代行する」という職務代理者になったもので・・・)
「市民の健康増進の砦としての体育館の運営について、市民の皆さんの声をききながら、ともに考えていきたい」というようなことを言いました。

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初めての後期高齢者広域連合議会

2012-08-01 23:12:46 | 後期高齢者医療
大阪府後期高齢者医療広域連合議会が開かれ、20人の議員のひとりとして出席しました。

H23年度特別会計補正の専決処分報告に関わって、肺炎球菌ワクチン助成について質問しました。

昨日のブログに紹介しましたが、昨年度、高齢者肺炎ワクチン助成を実施していた市町村は5市2町1村。
ところが、広域連合が補助対象としてのは、そのうちで枚方市のみ。

「なぜか」と尋ねたところ「後期高齢者医療制度の被保険者のみを対象とすることが要件なので厚労省の要件に合致したのは1市のみ」という答弁。

「各市が『65歳以上』、または『70歳以上』で実施しているなかには、必ず『後期高齢者医療制度の被保険者』が含まれている。それを抽出し、人数を明確にすれば、その部分は補助対象になるか?」と再質問。

それに対する答弁の要旨は以下です。
「・・・厚生労働省に確認したところ、幅広い年齢層を対象にした事業で、後期高齢者の件数、金額を切り分けたとしても、補助対象にはできない」というのが厚労省の説明だということ。

市町村は厳しい財政状況のなかでも、高齢者の健康を守る事業の一環として、肺炎球菌ワクチン接種に公費助成をする自治体が増えています。(43市町村のHPで調べるのは、ちょっと時間がかかりましたが

厚生労働省の説明を市町村に伝達するのだけが、広域連合の役割ではないはず。特別地方公共団体として、法令の範囲のなかでよりよい事業の実施に努力することを求めました。

他の議員の質問で「医療費の適正化」についての議論もありましたが、医療費総額を抑制していくためには「予防重視」が基本です。

人の命は「今日」があってこそ「明日」がある。それなのに「75歳」という年齢で医療保険制度を切り分けることに不自然さと矛盾があるということを、この問題を通じても感じます。
しかし、その矛盾した制度の中でも市町村と連携して高齢者の命と健康を守るために、責任と主体性を持った運営をすることを求めました。
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