市議会が始まりました。
一日目の昨日、午前中は家で、急ぎの仕事ができていなかったのでパソコンで作業をしながらスマホを傍らにおいての「ながら視聴」でした。
午後は6階傍聴席で、リアルに傍聴しました。
6月議会を傍聴された方の多くがおっしゃっていましたが、ネットで視聴した方が、音声がクリアで聞き取りやすい。
傍聴席は、議場の雰囲気を感じながらの臨場感はあるものの、聞きとりにくいところが多い。
聴きにくいので「ロビーのテレビで聴いた」というかたもありました。
一長一短です。
午後の休憩前、7人目の登壇者が松本まり議員。
「新病院はいつから開院?診療科目は?」という市民の声を紹介し、説明会の開催を求めました。
新病院は「令和6年8月竣工、開院は12月1日の予定」との答弁でした。
こういうことを議会で質問しないと知らされない、ほとんどの市民が知らないということ自体が異常ではないかと思います。
診療科目は「昨年6月の特別委員会での報告と変更なし」その発表は、「開院の概ね一年前を目途に」。
松本議員が求めた市民説明会の開催の予定はなく「明らかになる内容から順次、ホームパージや広報紙でお知らせ」といいます。
現市立病院に通院している市民が泌尿器科や内科で、「転院先は自分で探せと言われて困惑している」という声も紹介しました。
「市立病院再編計画に伴っての移行期、転院の負担まで市民にかける。いったい誰のための病院なのか。」「ホームページや広報紙で一方的な説明をすることが、住民の理解を得ながら進めると言う姿勢とは到底思えない」という松本議員の言葉は、多くの市民の実感なのではないでしょうか。