昨日の一般質問、2つ目のテーマは「一時保育」。
正式には「一時預かり事業」、「緊急一時預かり事業」です。
どうしても「一時預かり」という言葉に、「荷物を預かる」イメージがぬぐえず、タイトルには「一時保育」という言葉を使いました。
「緊急」が付くのは、保護者が病気や事故、出産などで家庭での子育てができなくなった時。
3つの公立認定こども園で受け入れています。
「緊急」がつかない「一時保育」は、どんな理由でも利用できます。
公立、民間あわせて6つの認定こども園で実施しています。
「自分や子どもの通院」「美容院に行く」「買い物に行く」「短時間のパートの仕事」・・・など。
子ども連れの外出が難しい時。そして特に初めての子育てにありがちの「育児疲れ」。
「育児ノイローゼ」という言葉があるように、24時間、子どもと一緒に過ごすことはなかなか大変なものです。
そういう時に、「半日でも子どもと離れて、自分の時間を過ごす」ことは、ぜいたくではないと遠い日の自分の子育ての日々を振り返って思います。
その「一時保育」が、「利用したくてもできない」という声が届きました。
なぜなのか?
「責任をもってあずかれる体制がない」のがその要因。
市のホームページにも、市が発行して、出生届けを出したときに窓口でもらえる「子育てガイドブック」にも書いてある事業です。
「緊急一時」は定員2名、「一時預かり」は5名。1施設に最大7名、年齢の違う集団生活に慣れていない子どもさんを受け入れるには、相当の人員配置が必要です。
「子育てのセーフティネット」として大切にしてほしい事業。
一日も早い改善を!