こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

ひな祭り

2021-03-03 19:27:46 | 季節・花

長女が生まれて初めての3月を迎えるとき、「お雛様を買ってあげて」と両親が送ってくれた「資金」を大事に抱えて、ひな人形を求めて出かけたのは、小雪の舞う寒い日だった。

お雛様は、団地住まいの私たちの暮らしには不似合いで、飾る場所もなく、かろうじて玄関の下駄箱の上に納まった。

娘たちが成長して、予算議会の準備で頭がいっぱいだった私は、一度、お雛さまを飾るのを省略してしまったことがある。

一番の下の娘が悲しんだ。

 

その残念そうな顔が忘れられなくて、娘たちがそれぞれの場所に巣立っていってからも、年に一度、ひな人形を飾り、しまうことを、さぼることはない。

 

昨年の秋、お雛様のいない3月3日を残念がった娘が、女の子を出産した。

初節句に、私の両親が私にしてくれたように・・・と思っていたら、「家のお雛様を送ってほしい」と言ってきた。それがパートナーの提案らしい。

 

私と娘たちを見守ってくれた、お雛様が、娘とその小さな人を見守ってくれるような気がする。

 

少し寂しく、そして嬉しい、私にとっては初めての3月3日です。

ところで、娘が飾って、桃の花を添えて送ってくれた写真。よく見ると、お内裏さまの烏帽子と刀がない。刀はなくてもいいよね。

そう思っています。

 

 

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2 コメント

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すてき (小木曽愛子)
2021-03-04 21:56:02
家のお雛様送ってちょうだい、てえつと思いました。でも毎年眺めてきたお雛様がわが娘と眺められるのは感慨深いのがあるでしょうね
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Unknown (ただち恵子)
2021-03-07 23:02:56
愛子さんへ

娘のパートナーが、新しいのを買うより、実家のひな人形を引き継ぎたいと言ったとか。なんだか嬉しかったです。それにしても、「女の子にはお雛様」「男の子には兜」ってジェンダーそのものですね。娘たちが小さい時は考えなかったけれど。

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