こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

母を想う

2017-03-21 22:41:44 | 父・母のこと
2年前の今日、母とお別れした。

92歳の大往生だった。


初めての市議選を翌年に控えた秋、母が住み慣れた街を離れ、私と幼かった子どもたちのところへ来てくれたのは、母67歳のとき。

その時の母の年齢に近づいている。


若い人たちに交じって「社会発展史」の講義を聞くために、夕方の電車に乗って出かけたのは70歳の頃。

「もの覚えが悪くなった」と嘆きながら、好奇心は衰えなかったし、納得するまで考える人だった。



母が亡くなったとき、たくさんの方から「いつも穏やかなお母さんでした」と言っていただいた。

母は、私の前では、「いつも穏やか」ではなかった。


よく怒り、よく泣く人だった。

森友問題、南スーダン日報問題、過労死を生み出す「働きかた」、子どもの貧困。

どんな言葉で怒りをぶつけたことだろう・・・。


そんなことを想いながら、今日一日を過ごした。








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