「平和の祭典」が子どもたちの命を危険にさらしていいはずがない。
「東京都内の公立・私立の幼稚園から高校、特別支援学校などの園児や生徒などの約8割、約81万人を今夏の東京五輪・パラリンピック競技観戦に“動員”する」・・・赤旗日曜版2日・9日合併号の一面記事は衝撃。感染拡大前の「計画」を強行しようとしている無謀さ。
医療崩壊、入院できずに自宅療養のまま亡くなる人がいるというのに。
さらに追い討ちをかける医師・看護師の動員。
「この日」のために練習を重ね、世界の晴れ舞台を夢見たアスリートの皆さんの無念の思いは、はかりしれないものがあるとしても・・・。
命を守ることが何よりも優先されなければならない。
なぜ「中止」の決断ができないのだろう。