75歳になると、それまで加入していた各々の医療保険制度から離れて「後期高齢者医療制度」へ。
2008年の制度発足当初、年齢による差別的な扱いに「姥捨て山」という批判の声も高まる中で、保険料軽減の「特例措置」が講じられてきました。
一定以下の所得の方の保険料の「7割軽減」を、「9割」、「8.5割」にするというもの。
「特例措置」で、暫定的なものと言われてきましたが、10年以上続き、いよいよその廃止に向かって、今年度は9割⇒8割。そして来年度は「本来の7割へ」。
9割軽減が8割軽減になるということは、要するに支払う保険料は2倍に!
「本来の7割」にということは3倍に!
75歳以上の方々が、この負担増についてご存じなのかどうか?
決算審査の「後期高齢者医療特別会計」のところで「特例措置の縮小・配置について、いつ、どんな風にお知らせしたのか」を聞いてみました。
「今年5月号の広報、そして7月の保険証送付のときに説明を同封」。
75歳以上の方は、すでに1万人近くなっています。そのうち「特例措置」の対象は約半数。
今年から、「9割⇒8割」ですが、年金天引きの保険料が変更となるのは10月から。
4、6、8月の年金天引き保険料は前年度と同額であったため、10月の保険料から天引きされる保険料は、一気に3倍となります。
待ちになった年金支給日に、びっくり、がっかりされる高齢者の皆さんの思いを考えると、なんとも言えません。
こんな冷たい仕打ちを「全世代型の社会保障」というのでしょうか???
2008年の制度発足当初、年齢による差別的な扱いに「姥捨て山」という批判の声も高まる中で、保険料軽減の「特例措置」が講じられてきました。
一定以下の所得の方の保険料の「7割軽減」を、「9割」、「8.5割」にするというもの。
「特例措置」で、暫定的なものと言われてきましたが、10年以上続き、いよいよその廃止に向かって、今年度は9割⇒8割。そして来年度は「本来の7割へ」。
9割軽減が8割軽減になるということは、要するに支払う保険料は2倍に!
「本来の7割」にということは3倍に!
75歳以上の方々が、この負担増についてご存じなのかどうか?
決算審査の「後期高齢者医療特別会計」のところで「特例措置の縮小・配置について、いつ、どんな風にお知らせしたのか」を聞いてみました。
「今年5月号の広報、そして7月の保険証送付のときに説明を同封」。
75歳以上の方は、すでに1万人近くなっています。そのうち「特例措置」の対象は約半数。
今年から、「9割⇒8割」ですが、年金天引きの保険料が変更となるのは10月から。
4、6、8月の年金天引き保険料は前年度と同額であったため、10月の保険料から天引きされる保険料は、一気に3倍となります。
待ちになった年金支給日に、びっくり、がっかりされる高齢者の皆さんの思いを考えると、なんとも言えません。
こんな冷たい仕打ちを「全世代型の社会保障」というのでしょうか???