こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「しかたなかったと言うてはいかんのです」という言葉の重さ

2021-08-14 17:30:40 | つぶやき

昨夜10時から、NHKのドキュメンタリー・ドラマを見ました。

熊野以素さん原作「九州大学生体解剖事件70年目の真実」のドラマ化。

 

軍の命令による米国捕虜の「手術」、実は生体解剖実験。

心ならずも、その場に身をおいて、悩み苦しみ、終戦後の戦争犯罪を裁く裁判で「死刑判決」を一旦は受け入れた主人公の、長い時を経た言葉が、タイトル。

どんな状況であっても、どれほど抵抗することが困難であっても・・・・「しかたがなかったと言ってはいけない」。

それは、とても重い言葉です。

 

今、目の前にあること、目をそむけたいと思う事。

・・・力及ばず、現実に流される結果となったとしても、その結果に対して、自分の責任を果たしきることができたかどうか。

いつも、いつまでも問い続けていく人としての誠実さ。

それは時を経てこそ、輝くものなのかもしれない。

 

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