一般会計歳出の民生費、衛生費、農林水産費の質疑。
とりあげた問題のひとつが、重度の障がい者の在宅生活への支援のひとつ。特別障害者手当の支給状況。
支給件数は、年間の延べ人数で昨年度1261件。人数にすると、約100人程度と思われます。
問題にしたのは、その中で障がい者手帳を持っていない方がゼロだということ。
高齢になってから、身体が不自由になった方は、介護保険の利用はしても障がい者手帳はお持ちではありません。
矛盾、問題が指摘されていますが、65歳以上になると、介護保険が障がい者福祉サービスに優先するので、わざわざ障がい者手帳の申請はされないでしょう。
特別障害者手当は、所得制限はありますが、要介護4、5の方で「日常生活において常時、介護が必要な方」は、医師の判断で該当する場合があります。
市のHPには、掲載されていますが、広報紙でのお知らせはしていないということ。
せめて、一年に1回は広報の紙面でお知らせするとを求めました。
そして、介護保険の申請や認定、更新などの機会に窓口でも紹介して欲しいということを要望しました。
24時間、365日の介護は、経済的支援だけでは支えられませんが、それでも、1ヵ月に2万7350円。
助かる人が、おられることと思います。
制度は知らなければ、利用できません。
明日は、商工費、土木費の質疑。