市民と議会への説明は何だったのか?
大きな大きな疑問が膨らみました。
市立病院の再編計画について「発言通告」を出したあとで、大阪府のホームページにアップされている資料を知りました。
写真はその一部。
第54回大阪府医療審議会の資料として出されたものです。
タイトルは「泉大津市立病院・府中病院の再編について」
その中に「事業スタートは3病院でさせていただき、今後事業の検証を重ね、必要があれば合併を含め考えていきたい。」
「まずは周産期医療体制の集約化を現在の市立病院で実現した上で、新たに建設する高度急性期病院とより緊密な連携をとれる再々編の時期と可能性について引き続き模索する。」と書いてあります。
これまで市は「市立病院はなくなりません」と繰り返し、説明してきました。
また「現市立病院・穴田に建設しようとしている新病院・府中病院の3病院を、一つの法人として連携する」という再編計画を「唯一無二」の方策とも言ってきました。
市民と議会には、こうした説明をしながら、市民の知らないところでは「必要があれば合併も・・・」「再々編の時期と可能性」などと言っていたとすれば、それは市民に対する背信行為ではないでしょうか。
「発言通告」から離れた質問は、原則としてできないルールですが、「泉州2次医療圏の中での合意形成の状況」を質問項目のひとつとして提出していたので、それに関連して質問することができました。
「必要があれば・・とは、どんな状況を想定しているのか」「合併とは、今の下条町の病院をなくすということなのか」と質問しましたが、それに対すはありませんでした。
ただし答弁のなかで、「・・・そうした発言をせざるを得なかった」と、「合併」「再々編」などの発言を公の場でしてきたことを認めました。
市立病院整備特別委員会をすみやかに開催し、議会としての役割を果たすことを求めていきたいと思います。
質問は17日、午後の1時からとなりました。コチラから視聴してください。