こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

30年の年月

2021-06-02 19:59:35 | つぶやき

力不足を感じることも多く、「30年間、議員をしてきました」と言うのが、とても気恥ずかしいのですが、この5月で31年目になりました。

全国市議会議長会には永年勤続の表彰制度があり、同会派の森下議員は10年、私は30年で議長から表彰状を頂きました。

 

議員という仕事をさせて頂くことがなければ、出会うことのなかったたくさんの方々との出会い。

その出会いこそが宝です。

文字通り公務員としての矜持をもって「全体に奉仕する」、情熱と信念を持った職員の方々にも出会うことができました。

 

30年前の私が、目を閉じて崖っぷちから飛び降りるような気持ちで一歩を踏み出したときに書いたものを読み返しています。

ここに書き写しておきます。初心に立ち返るために。

 

病気の我が子を抱いて、夜ふけの街に病院をさがしたことがあります。

「子どもたちがどろんこ遊びをする公園には水道がほしいのです。」と、近所のお母さんたちと市役所に行ったことがあります。

この街で母親となり、この街で子育てをする私の願いは、どの子も元気に育つこと。この街に母と暮らす私の願いは、おとしよりにやさしい街づくり。

だから、平和と暮らしと教育を守って、16年間、大ぐし千里議員が歩いてきたこられた道を私も一生懸命歩いていこうと思うのです。

人の心と人の命を大切にし、いつでもどこでも嘘をつかない党、日本共産党の、私をどうぞ応援してください。

 

まだまだ・・未熟ではありますが、「人の心と人の命を大切に」と思う気持ちを持ち続け、精進したいと思います。

 

今年も庭のアジサイが咲きました。

 

 

 

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生活保護制度の活用とエアコン設置費用

2021-06-02 09:14:24 | つぶやき

長引くコロナ禍のもとで生活の基盤が大変深刻な状況に陥っている方が増えています。

働きたくても働く場所がない、年金その他の収入で、やりくりができない。その時は「ためらわずに生活保護の申請を」と厚労省もホームページで呼びかけています。

生活保護で補われるのは「最低生活の保障」です。

臨時的な支出の余裕がありません。

 

年金暮らしで医療費の負担が大きく、「医療の保障だけでも」と生活保護を申請された方が、昨年の夏はクーラーなしで過ごしたことをお聞きしました。

熱帯夜が続く中、眠れない夜を過ごしながら。

 

2018年6月に厚労省が出した「通知」によって、クーラー購入費が支給されることになっています。

上限金額が5万4千円、けして充分ではありませんが、工事費は別途、出るのでなんとか賄えそうです。

生活福祉資金貸付を受ける方法では、エアコンは設置できても、あとの返済でこれ以上、切り詰めることになります。3年前の「通知」ですが、今も生きているので、その適用を求めて相談者と窓口に同行しました。

 

この制度は、2018年4月以降に生活保護を開始した人が対象です。

その点、とても不合理です。

クーラーを入れれば電気代嵩みますが、冬季加算はあっても、夏季の加算はありません。

 

クーラーは一旦設置すれば、永久に使えるものではありません。

寿命があります。

「必要」なものなら、その修繕費も認められるべきです。

「保護の実施要領」に「被保護者が現に居住する家屋の、・・・従属物の修理・・・のため経費を要する場合」の「住宅維持費」に該当するものとして、例えば「風呂釜が壊れて使えない」という相談に対応して、支給されたことがあります。

2018年以前から生活保護制度を活用している場合に、エアコンが壊れて使えないなら「住宅維持費」として修理費の支給がされるか、またはエアコンの設置費用の対象にされるのが当然ではないかと思います。

 

まだまだ改善されなければなりませんが、「健康で文化的な最低限度の生活のためにクーラーが必要」であることを、国が認めたことは、大きなことだと思っています。

 

制度は知らせて、生かして、活用しながら改善を求めます。

ことは「人の命」がかかっていますから。

 

 

 

 

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