こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

移動の自由

2016-08-14 21:27:41 | つぶやき
手術当日の夜、意識はあって痛みも耐えがたいというほどでもなく。
ただしベッドの上の自分の体のうち、自分の意志で動かす事ができるのは、左手の指先だけでした。その指先でいつでもナースコールを押せるようにしていただいてありました。

スマホを握って娘たちにつながるラインで、Vサインのスタンプを送りました。文字を入力する気力はありませんでした。
スマホを持ったついでにフェイスブックを開いて、森下議員が前日の大火事の顛末とその後を投稿してくれていたのでシェアしました。指先ひとつでできることなので。誰かの役にたつことを願って。私のシェアに数人から「いいね」が返ってきて、繋がってることを嬉しく思いました。(フェイスブックに縁のない皆さんには、多分伝わらない話ですみません)

翌日には歩行器でトイレに行けました。ただし、その都度ナースコールを押して全て見守りと介助付き。
昨日の午後、リハビリのあと、ベッドへの昇降が自力でできて、トイレも洗面も歯磨きも、その都度ナースコールを押す必要がなくなりました。

それはとても晴々とした気持ちでした。

写真は病室の窓から。ベッドの上からではなく、立って眺めた風景。
復活!と、つぶやきました。

まだ病院内ですが「移動の自由」が復活しました。

その喜びに感謝しながら、今、お身体に不自由や痛みを抱えておられる皆さんが少しでも気持ちが楽になるように、生活が豊かになるように。
心から願っています。

これまで幾度となく繰返し求めてきた外出困難な方への支援。
いっそうの思いをこめて「移動の自由は人権」と言い続けていきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする