こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

密度濃い学びの2日間でした

2015-08-22 23:36:10 | 社会保障
生活保護問題対策全国会議・全国公的府所研究会・近畿生活保護支援法律家ネットワークの共催による第7回生活保護問題議員研修会に昨日と今日の2日間、参加しました。

「震災から20年。神戸で生活保護を考える」


生活の土台である「住まい」の保障を国と自治体の政策課題の中に位置づけることの大切さ、「子どもの貧困対策法」の意義と課題、薬物依存の自分自身と向き合いながら「支える側」に立つ当事者の声など、どの報告もずっしりと胸に響くものでした。

2日目、今日の会場は、長田区の旧二葉小学校を改造・活用した神戸市立地域人材支援センター。



1929年創設、戦災も震災も潜り抜けた学校の校舎、1995年の大震災のあとは避難所になり、その後、小学校の統廃合で取り壊されるところを「残して活かす」選択をしたのは市民の力なのだろうと思う。

運営をNPOに委託しているセンターは、泉大津で開設して半年の市民活動支援センターのような役割のようだ。元「教室」も様々なイベントに活用されている。




今年度から本格実施となった「生活困窮者自立支援制度の現状・問題点・活用方法を考える」という分科会に参加。


私は今回が初めての参加でしたが、東北、関東、九州・・・と、全国からのリピーターの参加が多いもの納得。

2日間を通じて全国各地の先進事例、実践もたくさん紹介されましたが、それ以上に施策や課題を考えるときの基本的な視点について、あらためて多くの示唆を得ることができた「参加してよかった」研修会でした。

資料をみなおし、頭の中はまだまだ未整理状態です。


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